出版社内容情報
グローバル企業は、先進的な技術や取り組みを広く世界に移転・普及させることができる主体として有力である。本書著者たちは、新興国子会社への調査を行い、日本における環境経営が海外事業やサプライチェーンに移転・普及する取り組みを分析。
研究書ながらグローバル企業の環境・CSR担当にもおすすめ。
第1章 グローバル化する環境経営
第2章
内容説明
環境経営の海外事業やサプライチェーンへの移転・普及のメカニズムを理論・実証・事例から考察!
目次
グローバル化する環境経営
環境経営の移転・普及に関する理論的基礎
分析フレームワークと仮説
環境経営の海外移転の実態
環境経営移転の促進要因
環境経営の海外移転のメカニズム
CSRと環境経営移転
業績と環境経営移転
環境経営とサプライチェーン管理
完成品メーカーによる環境経営
部品サプライヤーによる環境経営移転
結論と展望
著者等紹介
金原達夫[キンバラタツオ]
広島修道大学教授。専門は経営戦略論、環境経営論。1946年、静岡県生まれ。75年、神戸大学大学院経営学研究科修了。88年、広島大学経済学部教授。94年、広島大学大学院国際協力研究科教授。98年、博士(経営学)。2004年、カセサート大学客員教授(2014年まで)。09年より現職
村上一真[ムラカミカズマ]
滋賀県立大学准教授。専門は環境経済学、開発経済学。1974年、島根県生まれ。2000年、三和総合研究所研究員(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)。07年、広島大学大学院国際協力研究科修了、博士(学術)。11年、関西社会経済研究所研究員(現アジア太平洋研究所)。13年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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