出版社内容情報
人・モノ・金を掛ければ達成できるイノベーションと、思いつきや偶然がなければいつ達成できるかもわからないイノベーションの2種類をいかに管理するのか、ガイドラインや手法を提示。
内容説明
人・モノ・金を掛ければ達成できる業務目標と、掛けても達成できるとは限らない業務目標があるとしたら…。本書では、前者をジグソーパズル型、後者を知恵の輪型と名付けて、その理論を追求。
目次
1 問題意識の萌芽と成長
2 研究・開発の分類に関する先行例
3 リスクに着目した実践的分類―J型/L型分類
4 パズル理論(J型/L型分類)の数値的分析―事例:X工業のプロジェクト
5 パズル理論のジャッジメントの妥当性
6 パズル理論のバイアス―3事例に学ぶ
7 パズル理論のマネジメントへの応用
8 パズル理論のマクロ分析への応用
9 まとめと今後の課題
著者等紹介
前川佳一[マエガワヨシカズ]
京都大学経営管理大学院特定准教授。研究分野はイノベーション、サービス価値創造。大阪市生まれ。1982年京都大学工学部冶金学科卒業。1995年企業派遣によりボストン大学経営大学院修了:MBA。2007年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期修了:博士(経営学)。2008年3月まで、総合家電メーカーにてデジタル機器の技術企画、事業企画に従事。2008年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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