二重性のダイナミクス―組織変革の構造

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561266105
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

ジレンマを生み出す「対立する2つの力」。本書は,その作用を「二重性」という概念で捉え,二元論的思考様式からの脱却は「プロセス志向」への転換にあるとする。変革が望まれる時代に必要な考え方が示されている。

内容説明

ジレンマを生み出す「対立する2つの力」。本書は、その作用を対立ではなく「二重性」という概念で捉えることを提言、二元論的思考様式からの脱却を「プロセス思考」への転換にあるとする。つまり、対立と思われる2つの力はそこで固まっているものではなく、「変化するプロセス」にあるとするのだ。静かに展開される叙述、その叙述の確かな積み重なりの中に、現代という変革が望まれる時代に必要な考え方が示されている。

目次

第1部 「二重性」への対処(構造アプローチと二重性への対処;プロセス・アプローチと二重性への対処)
第2部 「二重性」という問題の本質(二重性の管理とスイッチング―個人レベルの観点から;従業員の二分岐思考―スイッチングに及ぼす影響;二元論から二重性へ―二元論的アプローチの限界)
第3部 「建設的論争」というプロセス(二重性と建設的対立―品質モデルを手がかりにして;「成熟したパーソナリティ」からみた二重性の問題;「建設的論争」というプロセス)

著者等紹介

渡辺伊津子[ワタナベイツコ]
名古屋大学大学院経済学研究科経営学専攻博士後期課程修了。博士(経済学)。朝日大学経営学部准教授を経て、駒澤大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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