出版社内容情報
「後継者難」という悩み自体存在しない韓国の市場の商店主たち。「後継者」に対する認識の違いから家族意識と家業の関係性をあきらかに。
目次
序章 本書の課題と構成
補論1 自己雇用についての歴史的考察
補論2 家族従業就業構造の動態
第1章 小売業における事業継承に関する先行研究
第2章 小売業の事業継承実証モデルと仮説導出
第3章 日本の商店経営者における事業継承意識に関する実証分析
第4章 韓国の商店経営者における事業継承意識に関する実証分析
第5章 日韓の商店経営者における後継者有無に関する実証分析
第6章 事業継承の実態の日韓比較調査
終章 結論と展望
著者等紹介
柳到亨[リュウドウヒョン]
1970年7月韓国慶尚北道生まれ。2006年3月神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了、博士(商学)。2006年4月神戸大学大学院経営学研究科助手。2008年4月流通科学大学アジア流通研究センター研究員。2009年4月和歌山大学経済学部専任講師。2011年4月和歌山大学経済学部准教授。「小売商業の事業継承における家族理念意識の影響に関する実証研究」『流通研究』第10巻第1・2号、2007年(第1回ファミリービジネスネットワークジャパン学術奨励賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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