出版社内容情報
これまで客観的側面を中心に注目されてきた日本のホワイトカラーのキャリア研究。本書では主観的側面,すなわち課題や学び,組織や上司との関係等に着目。気鋭の研究者たちによる“日本のホワイトカラー”のキャリアを論じた1冊
内容説明
多様化が進む日本人のキャリア。日本のキャリア研究の第一人者、金井壽宏門下の研究者たちが、最新のキャリア論を展開。本書では組織人のキャリアに注目し、時間軸の視点を取り入れながらその課題や学び、組織や上司との関係等を論じる。
目次
第1部 長期的なキャリア発達と組織との関係(キャリア発達における時間展望;組織と個人とキャリアの関係―日本人の関係性のキャリア論;心理的契約と組織コミットメントの変化)
第2部 仕事がキャリアに与える影響(仕事による経験学習とキャリア開発;職務設計がもたらすメンタリング行動)
第3部 キャリア移行期の影響要因(人材育成方針がもたらす若手従業員への影響;上司・同僚・同期による組織社会化プロセス;管理職への移行におけるトランジション・マネジメント)
第4部 キャリア論と組織論の邂逅(キャリア発達課題がちりばめられたリーダーシップの旅―キャリア論とリーダーシップ論のクロスロード)
著者等紹介
金井壽宏[カナイトシヒロ]
1978年京都大学教育学部卒業。1980年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1989年MIT(マサチューセッツ工科大学)、Ph.D.(マネジメント)。1992年神戸大学、博士(経営学)。現在、神戸大学社会学系教育研究府長・大学院経営学研究科教授(兼務)
鈴木竜太[スズキリュウタ]
1994年神戸大学経営学部商学科卒業。1996年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1999年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)。現在、神戸大学大学院経営学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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