出版社内容情報
厳しい雇用環境の中,働く人々や企業はどう人材開発を行っていくべきか。日本企業が影響を受けた米国経営学の管理論を踏まえつつ,個人の「自律的管理」という考え方を取り入れ,今後の日本企業が進むべき方向性を提示する。
内容説明
厳しい雇用環境にある現在、働く人々は自らの力をどのように企業の中で発揮していけばよいのか、また企業はどのような人材管理・人材開発を行っていくべきか―。戦後の日本企業に大きな影響を与えてきたアメリカ経営学の伝統的な組織中心の管理論を踏まえつつ、キャリア開発論という個人を視点とした「自律的管理」という考え方を取り入れ、これからの日本企業が進むべき方向性を提示する。
目次
第1部 組織による管理の時代(アメリカ経営学の伝統的な組織的管理;経営管理の生成と発展;行動科学としての経営管理;意思決定重視の経営管理;オープン・システムに対応した経営管理)
第2部 キャリア開発による個人の自律的管理へ(日本企業のグローバル競争による経営管理の変革;日本企業にみる自律的管理への取り組み;日本企業におけるキャリア開発への取り組みとその課題;本書のまとめ)
著者等紹介
岡本英嗣[オカモトエイジ]
和歌山県に生まれる。最終学歴:大阪大学大学院経済学研究科経営学専攻博士(後期課程)単位取得満期退学。現在、目白大学経営学部・大学院経営学研究科(修士・博士各課程担当)教授。現在の役職:目白大学経営学部長(平成21年1月より)。専攻:経営管理論、経営組織論、経営情報論、人的資源管理論(キャリア開発)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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