内容説明
CD-ROM、CDR、DVDと続くパナソニックの成功を技術と組織の両面から克明に追った書。DVDの再生用から記録用へのイノベーションを増補した改訂版。長い製品開発で培った経験とノウハウを土台に、ジレンマを克服して、いかに事業化を達成するのか、日本企業が直面している重要課題を考察する。
目次
序章 研究の目的と構成
第1章 先行研究のレビュー
第2章 事例記述
第3章 研究課題
第4章 製品アーキテクチャーの進化論モデル
第5章 再編成組織によるイノベーション
第6章 イノベーションを達成するマネジメント
終章 議論と今後の課題
著者等紹介
田路則子[タジノリコ]
1988年神戸大学経営学部卒業。政府系金融機関、IT企業勤務を経て一橋大学大学院商学研究科修士課程修了、神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期修了、博士(経営学)。高知工科大学、明星大学勤務を経て、2006年法政大学経営学部・同大学ビジネススクール助教授就任、2008年より同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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