内容説明
従業員が自発的に同僚を助け、その援助が集積することにより、組織の効率や機能が高まる。これが組織市民行動（ＯＣＢ）である。ＯＣＢは、従業員の態度や職場環境からどのような影響を受け、業績評価や組織業績にどのような影響を与えるのかを詳細に分析。
目次
第１章 親切なサム
第２章 ＯＣＢの研究：その出発点、構造、分析フレームワーク
第３章 組織理論に見るＯＣＢ
第４章 態度と属性にかかわるＯＣＢの先行要因
第５章 ＯＣＢに対するリーダーシップと職場環境の影響
第６章 業績評価と業績判断に対するＯＣＢの影響
第７章 組織の業績と成功に対するＯＣＢの影響
第８章 人的資源管理者やＯＣＢ研究者への含意
著者等紹介
オーガン，デニス［オーガン，デニス］［Ｏｒｇａｎ，Ｄｅｎｎｉｓ Ｗ．］
インディアナ大学ケリー・スクール・オブ・ビジネス（ｔｈｅ Ｋｅｌｌｅｙ Ｓｃｈｏｏｌ ｏｆ Ｂｕｓｉｎｅｓｓ，Ｉｎｄｉａｎａ Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ）教授。ノースキャロライナ大学（Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ ｏｆ Ｎｏｒｔｈ Ｃａｒｏｌｉｎａ）ＰｈＤ。米国心理学会および産業組織心理学会フェロー。１９９４年より１０年以上、『ビジネス・ホライズン（Ｂｕｓｉｎｅｓｓ Ｈｏｒｉｚｏｎｓ）』の編集委員を務める。Ｂｌｏｏｍｉｎｇｔｏｎ，Ｉｎｄｉａｎａ在住
ポザコフ，フィリップ［ポザコフ，フィリップ］［Ｐｏｄｓａｋｏｆｆ，Ｐｈｉｌｉｐ Ｍ．］
インディアナ大学ケリー・スクール・オブ・ビジネス教授。インディアナ大学ＤＢＡ。Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ａｐｐｌｉｅｄ ＰｓｙｃｈｏｌｏｇｙやＰｓｙｃｈｏｌｏｇｉｃａｌ Ｂｕｌｌｅｔｉｎ，Ｏｒｇａｎｉｚａｔｉｏｎ Ｂｅｈａｖｉｏｒ ａｎｄ Ｈｕｍａｎ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｐｒｏｃｅｓｓｅｓなどに７０本以上の論文を発表。Ｂｌｏｏｍｉｎｇｔｏｎ，Ｉｎｄｉａｎａ在住
マッケンジー，スコット［マッケンジー，スコット］［ＭａｃＫｅｎｚｉｅ，Ｓｃｏｔｔ Ｂ．］
インディアナ大学ケリー・スクール・オブ・ビジネス教授。ＵＣＬＡ ＰｈＤ。Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ａｐｐｌｉｅｄ ＰｓｙｃｈｏｌｏｇｙやＯｒｇａｎｉｚａｔｉｏｎ Ｂｅｈａｖｉｏｒ ａｎｄ Ｈｕｍａｎ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｐｒｏｃｅｓｓｅｓなどに、ＯＣＢやリーダーシップ，広告などの領域にかかわる論文をすでに５０本以上発表している。Ｂｌｏｏｍｉｎｇｔｏｎ，Ｉｎｄｉａｎａ在住
上田泰［ウエダユタカ］
１９６０年埼玉県生まれ。１９８３年学習院大学経済学部卒業。１９８８年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。成蹊大学経済学部教授、経済学博士（東北大学）。専門領域は組織行動論および意思決定論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- 文化人類学 放送大学教材
