内容説明
科学的管理論から今日の経営戦略論の範疇に入るコア・コンピタンス論までの各理論的枠組みを、その時代的推移にしたがって考察。しかもその特徴として「効率化と人の存在」の関係を捉えるために、ある定められた基準に従って座標軸を４つの象限に分け、アメリカ経営学の全体的な特徴を把握することを試みている。
目次
第１編 本書の研究目的とその方法（問題意識と研究目的；経営資源の効率化と「人の存在」；アメリカ経営学の理論的枠組みと座標軸）
第２編 アメリカ経営学・各論の検討（科学的管理論；管理過程論；人間関係論 ほか）
第３編 各論の検討結果と現代企業の課題（アメリカ経営学のパラダイムと４象限の分類；日米企業の関係にみる現代企業の課題（まとめ））
著者等紹介
岡本英嗣［オカモトエイジ］
１９４１年和歌山県に生まれる。慶応義塾大学経済学部・大阪市立大学商学部各卒業。和歌山大学大学院経済学研究科修士課程修了。大阪大学大学院経済学研究科後期博士課程単位取得退学。目白大学経営学部・大学院経営学研究科教授。専攻は経営組織論、経営管理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
