出版社内容情報
人々は古くから地中に埋蔵された鉱物を採掘し、加工して、さまざまな形で利用してきました。本書は、その鉱物を含み工業的に利用価値のある資源として採集される【鉱石】に注目し、実際に採掘を行っている/行っていた鉱山とともに紹介する、座学とフィールドワークをかけあわせた図鑑です。
第1章、第2章では、鉱石とは何かという基礎知識から、地層中に鉱石が集まる鉱脈や鉱床のできかた、日本でとれる主な鉱石33種を詳しく解説。
第3章、第4章では鉱山の基礎知識とともに、見学できる現在も稼働中の鉱山や、日本の近代化を支えた鉱山跡を17か所紹介します。
私たちの暮らしを支える鉱石を、産出のありようや採掘・製錬方法、鉱山史といった背景を含めて深く知ることができる。
【目次】
内容説明
日本で採掘された(されている)おもな鉱石33種と特色ある17の鉱山を豊富な写真で紹介。鉱床のでき方から構成鉱物、用途、採掘方法まで、鉱石を知り尽くす一冊。
目次
第1章 「鉱石」について知ろう(鉱石とはどんな石なのだろうか;さまざまな鉱物と岩石からなる鉱石 ほか)
第2章 日本のきれいな鉱石図鑑(金属鉱石;非金属鉱石)
第3章 「鉱山」について知ろう(鉱山とはどんな場所なのか;日本にはどんな鉱山が存在したのか ほか)
第4章 鉱山に行ってみよう(八戸石灰鉱山(青森県)
釜石鉱山(岩手県) ほか)
著者等紹介
五十公野裕也[イズミノユウヤ]
1988年山形県天童市生まれ。2016年山形大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。理学博士。日本鉱物科学会会員。(独)産業技術総合研究所特別研究員、山形大学理学部職員を経て、2023年から日本鉱山遺跡研究所の屋号にて、独自に鉱山跡の調査・研究活動に取り組んでいる。小学生の頃に鉱山や鉱石に興味を持ち、東北地方を中心に国内各地の鉱山跡を訪問した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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