個人年金の構築とリスク計算―経営数学とExcel

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  • サイズ A5判/ページ数 330p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561263340
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

内容説明

本書の構成は、経営数学の基礎編においては行列と行列式、微分・積分を中心とした社会科学への応用を考慮して基礎を取り扱い、応用編では、それを踏まえてOR、経営科学、数理計画法、階層分析法の基本と、特に現在ビジネスで一番使われているExcelおよびVisual Basic言語によるモデルを構築し、その作り方と使い方を詳細に解説した。非線形計画法の分野では、金融ビッグバン後、欧米から堰を切って流入してきたリスクのある金融商品にどう対応したらよいかという観点から、特にマーコビッツのポートフォリオ理論の数学的基礎である非線形計画法における特別な場合の2次計画法を特に取り上げ、リスク概念を念頭において平易に解説した。また、公的年金にあまり期待できない現在、日本版401kと呼ばれている個人年金の構築を視野におき、リスクを考慮した生涯個人年金の作り方を極めて具体的に指数関数の特性を生かした追加複利投資モデルを使って解説した。

目次

1部 基礎編(行列式;行列;関数;微分法;積分法)
2部 応用編(経営科学;需要予測;在庫管理;線形計画法;ゲームの理論;PERT/TIME;待ち行列;非線形計画法;利益方程式とExcelモデル;数理計画法とExcelモデル;個人年金と追加複利投資のExcelモデル;階層分析法とExcelモデル)

著者等紹介

鬼沢文彰[オニザワフミアキ]
早稲田大学商学部卒。あさひ銀総合研究所主任研究員。現在、あさひ銀行企画部主任調査役。主要著書に『日本経済研究センター四半期経済予測』No.82(第23章、執筆担当)、同上、No.83(執筆担当第2章)、同上、No84.(執筆担当第10章)、同上、No.85(執筆担当第18章)、『日本経済研究センター研究報告』No.83(執筆担当第5章)、その他、日経新聞等での経済分析および経済予測

柳下公男[ヤギシタキミオ]
東京理科大学理学部数学科卒。同大学理学部数学科博士課程満期退学。現在、中央学院大学商学部教授。東京理科大学非常勤講師。主要著書に『解析学入門』嵯峨野書院、『情報処理概論』嵯峨野書院、『入門線形代数学』共立出版、『情報リテラシーとWindows』共立出版、その他
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