出版社内容情報
シャインの最新の研究成果に基づくキャリア診断ワークシート
幅広い研究分野で輝かしい業績を上げてきたE.H.シャイン。近年、研究としては、特にキャリアに強い関心を持って取り組んでいる。
本書は、MITスローン校でシャインの同僚だったヴァン=マーネンとの共著として刊行されたCareer Anchors 4th Edition の翻訳で、3冊セットで刊行されたうちの1冊となっている。ヴァン=マーネンは、彼のユニークな方法論である公的機関や企業をエスノグラフィー(民族誌)を用いて解析する手法を応用するなどにおいて貢献している。
セットのうち本書は、キャリアを深く考えたい際に自己診断するためのワークシートとなっており、40の設問に答え採点することで、8つのキャリア・アンカーを把握することができ、キャリア選択をマネジメントする際の参考となる。
【著者紹介】
マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院名誉教授。
1972年から1982年までの間、組織研究グループの学科長を務める。産業心理、組織心理に関するアメリカ心理療法士協会の資格をもち、アメリカ心理学会の会員。NTL協会においてグループトレーナーを務め、アメリカやヨーロッパ諸国において組織文化、組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミックスについてコンサルティングをおこなう。
クライアントにはチバ・ガイギー、シェル・インターナショナル、P&G(プロクター・アンド・ギャンブル)、ゼネラル・フーヅ、IBM、アップル、ポラロイドなど国際的に有名な企業が数多く含まれる。
ゴードン・ハーウィック賞、社会科学研究会議の研究員、組織開発への貢献により、ASTD賞を受賞。
内容説明
自分の求めるキャリアとそのマネジメント、家族や、仕事の世界に起こっていることの理解とその意味を学ぶシリーズ。キャリア選択をマネジメントするための『セルフ・アセスメント』。
目次
自分のキャリア・アンカーを理解するためのセルフ・アセスメント
自己採点方法
キャリア・アンカーの8つのカテゴリー(TF―専門・職能別能力(Technical/Functional Competence「TF」)
GM―経営管理能力(General Managerial Competence「GM」)
AU―自律・独立(Autonomy/Independence「AU」)
SE―保障・安定(Security/Stability「SE」)
EC―起業家的創造性(Entrepreneurial Creativity「EC」)
SV―奉仕・社会貢献(Service/Dedication to a Cause「SV」)
CH―純粋な挑戦(Pure Challenge「CH」)
LS―生活様式(Lifestyle「LS」))
次のステップと選択肢
著者等紹介
木村琢磨[キムラタクマ]
法政大学キャリアデザイン学部准教授。民間企業勤務、大阪経済大学経営学部専任講師を経て、2009年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了
尾川丈一[オガワジョウイチ]
Process Consultation Inc.(USA)CEO。Ying Wang and Co.,CPA’s(Santa Clara,CA)Contractor。1982年慶應義塾大学経済学部卒業。1993年慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程社会学専攻(所定単位取得退学)。2009年神戸大学大学院経営学研究科後期博士課程(所定単位取得退学)
清水幸登[シミズユキト]
岡山大学保健管理センター准教授。1985年佐賀大学医学部卒業。1995年岡山大学大学院医学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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