内容説明
組織の分権的運用は、同時に統合の重要性の増大を伴う!アメリカの統合(連合)軍参謀部幕僚のテキストとして広く知られるロングセラーの新装版。組織における統合とスタッフのあり方について、現在もわれわれに多くの示唆を与える名著。
目次
第1章 アメリカにおける統合参謀本部の設立と発展
第2章 統合軍(連合軍)指揮に関する問題点とその運用原則
第3章 統合軍(連合軍)の組織と機能
第4章 統合軍(連合軍)参謀部の組織と任務
第5章 幕僚研究
第6章 幕僚会議
第7章 作戦計画の順序
第8章 分析の準備
第9章 計画と命令の準備
第10章 国家戦略
第11章 統合軍(連合軍)参謀部幕僚実務心得
付録
著者等紹介
ニコラス,J.D.[ニコラス,J.D.][Nicholas,Jack D.]
ネブラスカ大卒(ジョージタウン大で修士号修得)。空軍大佐。第二次大戦中は第15空軍のターゲット・ディヴィジョンの長としてイタリア戦線で活躍。1945年統合作戦部付。その後3年間、統合参謀本部勤務。その後さらに3年間、ヨーロッパ連合軍最高司令部勤務。1955年に空軍大学卒業の後、統合幕僚学校の作戦担当教官
ピケット,G.B.[ピケット,G.B.][Pickett,George B.]
1941年陸軍士官学校卒。陸軍大佐。第11師団所属でヨーロッパ戦線に勤務、その後1947年まで第1師団。1947年8月から1950年7月まで歩兵学校で機甲戦術教官。朝鮮戦争時代は第9師団。1952年には日本の防衛大学設立のチーフ・アドバイザー、1956年に統合幕僚学校卒。以後統合幕僚学校教官
スピアーズ,W.O.[スピアーズ,W.O.][Spears,Jr.,William O.]
1938年海軍兵学校卒。海軍大佐。海軍兵学校で3年間航海とシーマンシップの教官。統合幕僚学校卒。2年間、大西洋連合軍最高司令部の作戦担当部門に勤務。3年間の統合幕僚学校教官を経て、オランダ、ベルギー大使館付武官
野中郁次郎[ノナカイクジロウ]
1958年早稲田大学政治経済学部卒業。富士電機製造(株)を経て1972年カリフォルニア大学(バークレー)経営大学院にてPh.D.取得。南山大学教授、防衛大学校教授、一橋大学イノベーション研究センター教授、北陸先端科学技術大学院大学教授、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授を経て、一橋大学名誉教授、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院ゼロックス知識学ファカルティフェロー、クレアモント大学大学院ドラッカースクール名誉スカラー
谷光太郎[タニミツタロウ]
1963年東北大学法学部卒業。三菱電機株式会社入社。1994年山口大学経済学部教授。2004年大阪成蹊大学現代経営情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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