内容説明
本書は、この10年間筆者が行なってきた戦略ならびに経営資源に関する研究のまとめともいうべきものである。本書の目的は大別して2つある。1つは過去の戦略に関する代表的な理論のサーベイを行ない、戦略論全体の体系・流れを概観するということである。2つめは、その中でも特に近年注目されている経営資源論を応用して、日本企業をサンプルに仮説検証型の分析を試みるということである。
目次
第1部 経営戦略の理論(環境変化と経営戦略;経営戦略論と経営資源論)
第2部 戦略理論の応用(経営資源の定義と分析フレームワーク;先進エレクトロニクス企業の資源論的考察;実証分析;結果の解釈とインプリケーション)