内容説明
本書は、管理―とりわけ偉大な管理思想―に関する書物である。本書はまた、今日の大企業や中小企業の指導原理がどのようにして出現したのか、つまり管理思想の起源や成果について書かれている。
目次
第1章 序論―古典思想から実践活動へ
第1部 現代管理思想の起源を求めて(専門化による進歩―ピン作りからロボットまで;能率の探求―科学的管理の福音)
第2部 管理の技法と管理の科学との融合(科学と管理―正当性の追求;意思決定―経営者活動の核心;管理者行動の実際―合理的及び非合理的な見方)
第3部 目的をもつシステムの管理(目標設定と課業管理―組織における目的の創造;管理責任―責任能力、義務、及び価値観の均衡維持)
第4部 人的要因の管理(仕事と動機づけ―人間性に関する異なった仮説の探求;リーダーシップ―技法か、スタイルか、科学か)
第5部 調整と変革の管理(オソリティーと影響力―管理権と管理能力の行使;組織設計と組職変革―絶対原則に基づかない管理;古典的管理文献からの滅びざる教訓)