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パフォーマンスを生み出すグローバルリーダーの育成―ケースシミュレーションにもとづくコンピテンシー学習プログラム

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561236436
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

マネジャー自身のバックグラウンドとは異なる文化的背景や価値観の中で働くグローバルマネジャーは、これまで培ってきた仕事に対する価値観では全く理解できなかったり、うまく処理できないような「クリティカル・インシデント(危機的事例)」に、往々にして遭遇する。
そのため、グローバルマネジャーは一定の価値観のもとで問題解決を図る「シングルループ学習」ではなく、これまでの自身のビジネス概念を大きく見直し、新たな価値観を取り入れていく「ダブルループ学習」による問題解決を求められることとなる。
本書は、グローバルリーダーシップ開発についての学術的な調査研究に基づく理論と、臨場感あふれるさまざまなクリティカル・インシデントのケースを多数掲載し、それに直面した各国のグローバルマネジャーの問題解決プロセスを、ダブルループ学習の枠組で分析し紹介。
グローバル人材の育成・管理担当者、また将来のグローバル人材に必要なスキル獲得を目指す方におすすめ。

目次

グローバルリーダーの育成をめざして
グローバルリーダー能力の測定
グローバルリーダーのパフォーマンス向上に関する知識
12か国比較グローバルリーダーシップ調査の概要
グローバルリーダーシップ・シミュレーション開発
ケース1(日本人グローバルマネジャー)インドネシア「現地スタッフの経験が浅い!」
ケース2(韓国人グローバルマネジャー)ベルギー「納期遅れが生じている!」
ケース3(中国人グローバルマネジャー)中国(A)「中国ビジネスを理解しない本社!」
ケース4(ノルウェー人グローバルリーダー)中国(B)「買収企業内に旧勢力が残留!」
ケース5(日フランス人グローバルマネジャー)コロンビア「危険地域でミッションを遂行せよ!」
ケース6(英国人グローバルマネジャー)フィンランド「取引相手とのビジネススピードが違いすぎる!」
メタ認知がコンピテンシー学習に果たす役割
グローバルマインドセットの活用
グローバルリーダーシップにおけるダブルループ学習メカニズムの探求
まとめと展望―日本人グローバルリーダーの育成に向けて

著者等紹介

永井裕久[ナガイヒロヒサ] [Benton,Caroline F.]
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授

ベントン,キャロライン[ベントン,キャロライン]
筑波大学大学院ビジネスサイエンス系教授。副学長(国際担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。