アライアンスマネジメント―米国の実践論と日本企業への適用

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561226253
  • NDC分類 335.3
  • Cコード C3034

出版社内容情報

米の業界団体がまとめた提携管理の方法論に基き、客観性・網羅性が高い記述。実務家を意識した仕上がりに。

イノベーションに対するスピード・コストの追求から、他社の力も借りて行うオープン・イノベーション、すなわち他社とのアライアンスの必要性が高まっており、その成功確率を高めることは競争優位につながる。
日本でも実績の多い医薬品業界の事例を中心に取り上げながら、その基本的な考え方や具体的なノウハウまでを、アライアンスの業界団体である米Association of Strategic Alliance Professionals(ASAP)が監修したベストプラクティス・ワークブックに準拠しつつ、日本での経営環境や経営風土を踏まえ、いかに管理すべきか、また、その経営学的な意味合いをまとめた。

内容説明

時代は、オープンイノベーション!イノベーションには境界がない。戦略的アライアンスの最先端にたつ実務家だけでなく、多くのビジネスパーソンに有益な示唆を与えるテキスト。分かりやすい事例付き。米国ASAPの『ベストプラクティス・ワークブック』に準拠した解説書。

目次

第1部 アライアンスの基本解説(アライアンスに関する戦略論;アライアンスのディールメイキング;アライアンスマネジメント)
第2部 アライアンスマネジメントの事例(バイエル社とミレニアム社の事例;塩野義製薬とパーデューファーマ社の事例)
第3部 アライアンスマネジメントの実際(アライアンスマネジメントの実際―塩野義製薬のケース;アライアンスマネジメントの機能とその価値評価―イーライ・リリー社をケースとして;日本製薬企業と海外製薬企業の比較―アンケート調査の結果から)
第4部 アライアンスマネジメントの経営学的論点(組織論から見たアライアンスマネジメント―既存研究と論点の整理;日本企業のアライアンスマネジメントのあり方)

著者等紹介

元橋一之[モトハシカズユキ]
1986年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了(工学修士)、通商産業省(現経済産業省)入省。1993年コーネル大学経営大学院修了(MBA)。1998年OECD科学技術産業局エコノミスト。2000年慶應義塾大学博士号(商学)取得。2002年一橋大学イノベーション研究センター助教授。2004年東京大学先端科学技術研究センター助教授、教授を経て、2006年東京大学大学院工学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Shiro

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アライアンスの中でも、提携後のアライアンスマネジメントにフォーカスを当てて解説した本。契約締結時の留意点、ガバナンスの仕組み構築、アライアンス推進組織の組成・運用時の留意点が、事例と共に詳しく載っている。M&AにおいてはPost M&A、PMIにフォーカスした書籍が少なからずあるが、アライアンスにおいてPost Alliance、アライアンスマネジメントについて詳述したものは稀有なため、貴重だが、事例が製薬業界に寄っているので、遠い業界の実務者は、幾分か業界の違いを踏まえた変換作業が要る。2021/01/24

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