出版社内容情報
本書は、コマツの事例を中心に「アフターマーケット」という、製品を販売した後のサービス・ビジネスを分析したものである。不況にあえぐ日本の製造業が多いなかで、なぜコマツはめざましい成果をあげるのか。本書はその秘密に迫る。
目次
第1章 コモディティ化に直面する日本の製造業―B2Bにも迫るコモディティ化の波
第2章 建機製造からアフターマーケット・ビジネスへ―コマツの挑戦
第3章 アフターマーケット・ビジネスにおける技術と顧客価値―ソニーとコマツの事例
第4章 仮想産業クラスターとしてのアフターマーケット支援情報ツール―CSS‐Netが結ぶ販売代理店ネットワーク
第5章 情報学モデルとしてのアフターマーケット・ビジネス
第6章 持続可能社会とアフターマーケット・ビジネス―「長持ち」ビジネスによる環境社会の実現
第7章 コモディティ化への対応戦略とアフターマーケット・ビジネス―ホンダとコマツの事例
第8章 まとめと展望
著者等紹介
長内厚[オサナイアツシ]
早稲田大学大学院商学研究科(早稲田ビジネススクール)准教授。1972年、東京都生まれ。2007年、京都大学大学院経済学研究科ビジネス科学専攻博士後期課程修了、京都大学博士(経済学)。1997年、ソニー株式会社ディスプレイカンパニー商品企画部入社。2007年、神戸大学経済経営研究所准教授。2011年4月より現職
榊原清則[サカキバラキヨノリ]
法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。1949年、北海道生まれ。1978年、一橋大学大学院商学研究科博士課程修了、一橋大学博士(商学)。1978年より一橋大学商学部講師、助教授、教授を歴任。その後英ロンドン大学ビジネススクール准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授を経て、2011年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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篠竹
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