地球環境時代の国際経営

地球環境時代の国際経営

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  • サイズ A5判/ページ数 268p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784561131243
  • NDC分類 519.13
  • Cコード C3034

内容説明

本書での主張は、地球環境問題への貢献は、生産者と消費者が手を携えて協力しあうことによって、初めて可能になるという点である。それは、炭酸ガスの削減問題にせよ、湖沼や海洋汚染の防止にせよ、消費者の「心底からの理解」と協力が不可欠であるからである。資本主義の市場制度では、消費者が環境負荷の大きい製品を求めるのなら、企業はそれを作って売らないわけにはいかない。企業は同業他社と競争しているので、それが環境に問題がある製品であると「知っていても」、消費者が求める以上、売らなければ市場から退場させられる。つまり、消費者の見識が高まること(グリーン・コンシューマーの台頭)が何よりも大切なのである。

目次

地球環境問題の発展過程
地球環境問題とグローバル戦略
グリーン・マーケティング
ブランド戦略とラベリング
環境管理と監査のシステム
環境教育と人材育成
環境会計
ドイツにおける環境管理
発展途上国における環境問題―中国の場合
地球環境保護と自由貿易―国際経済法の視点から〔ほか〕