出版社内容情報
抽象思考を重ねるのでなく、日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけだす。「幸福とは何か」を追究した名著。
内容説明
リセで哲学教授として長らく教鞭を執っていたアランの哲学は、抽象思考に終始するのでなく、また何か特別な状況を必要とするのでもない。不眠症や家族の怪我といったわかりやすい日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけ出す。デカルトやスピノザの情念論・感情論をふまえて「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。
目次
名馬ブケファロス
苛立ち
悲しいマリー
神経衰弱
ふさぎの虫
情念
神託のおわり
想像力について
精神の病い
気で病む男
医薬
微笑
事故
惨劇
死について
態度
体操
祈り
あくびの仕方
不機嫌〔ほか〕
著者等紹介
串田孫一[クシダマゴイチ]
1915‐2005年。1939年東京大学卒。フランス哲学専攻
中村雄二郎[ナカムラユウジロウ]
1925‐2017年。1950年東京大学卒。フランス哲学専攻。明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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