白水Uブックス/思想の地平線 ニーチェ・コレクション<br> 偶像の黄昏/アンチクリスト―ニーチェ・コレクション

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白水Uブックス/思想の地平線 ニーチェ・コレクション
偶像の黄昏/アンチクリスト―ニーチェ・コレクション

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560721407
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1210

出版社内容情報

「私はキリスト教に有罪の判決を下す。」

「私以前にはいかにいっさいの物事が逆立ちしていたかについて、手取り早く知りたいと思う方がいたら、まずこの本から取り掛かって頂きたい」(『この人を見よ』より)
「ニーチェは歴史を頭から否定し、またいちばん最後から否定する」(吉本隆明、本書解説より)
ニーチェ最晩年に書かれ、彼の否定の系譜をたどる二作品を収録。キリスト教世界における神、真理、道徳、救済を否定し、ソクラテス、プラトン、カントを否定し、いま生きる現実と身体の価値を見つめなおす、いわばニーチェによるニーチェ思想の概説書。
一九九一年「イデー選書」より吉本隆明の解説を再録し、三島憲一書き下ろしの解説を追加し、ニーチェの入門書としても読むことができる一冊。

内容説明

「私はアスクレピオスに雄鶏一羽の借りがある」―ソクラテスよりはじまる〈死〉に魂の救済を求める思想を否定し、イデア論的な〈理想の世界〉を否定し、目の前にある〈現実〉といままさに生きる〈身体〉の価値を問い直す。『悲劇の誕生』から『ツァラトゥストラはこう語った』へと至るニーチェ思想の全体を描いた最晩年の重要作品。

目次

偶像の黄昏―あるいは人はいかに鉄槌をもって哲学するか(序言;箴言と矢;ソクラテスの問題;哲学における「理性」;いかにして「真の世界」がついに作り話となったか;反自然としての道徳;四つの大きな錯誤;人類の「改良家」たち;ドイツ人に欠けているもの;ある反時代的人間の逍遙;私が古人に負うているもの;鉄槌は語る)
アンチクリスト―キリスト教呪誼(遺された著作より)(序言;キリスト教に反抗する律法)

著者等紹介

ニーチェ[ニーチェ] [Nietzsche,Friedrich Wilhelm]
1844年、プロイセン王国領ザクセンの牧師の元に生まれる。ボン大学、ライプツィヒ大学において文献学を学び、バーゼル大学古典文献学教授として教壇に立つ。『悲劇の誕生』、『人間的な、あまりに人間的な』などを発表するも体調の面から教職を辞し、以後療養のために様々な地をさまよいながら『ツァラトゥストラはこう語った』、『善悪の彼岸』他、多くの著作を刊行する。キリスト教道徳を痛烈に批判し今ある生を称える彼の哲学は、後世の思想家に多大な影響を与えた。1900年、精神錯乱の後、肺炎のため死去

西尾幹二[ニシオカンジ]
1935年‐2024年。東京大学文学部独文科卒業。文学博士。電気通信大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Tenouji

12
実はニーチェ著書は初めてで、楽しみにして読んだのだけれど…結構、表現がクドいなニーチェw。これが、売りなのかもしれないが、一度に読むと、疲れる。この本から始めたのが間違いかもしれませんがw。2025/06/18

アンパッサン

4
旧教から受け継いだキリスト宗門の形状を保つため、倫理や道徳(僧侶が思う、そうあると都合がいいんだわ「教会」的にはっていう)により縛りをかけて飼いならす手法にニーチェ先生はお怒り。キリスト本人がなしたことは認めてるけど、その後弟子らが都合よく吐いた「あのお方は…」話には組織防衛が働いとるやろ、オイ! ってな感じかな。大変読みやすい。読んでてもすぐ忘れちゃう私でも、また読みだすとほうほうなるほど、戒め、警句に感心する。仏教、マヌ法典の視座も面白い。さて読み指しの「ツァラトゥストラ」、はよ読まんと順序が逆やで。2025/05/24

Go Extreme

3
デカダンスの表現を変えただけ ソクラテスは誤解 改良道徳は誤解 反自然的道徳は生の本能に逆行 戦いの放棄は偉大な生活の放棄 良いものは本能 良いものは軽やか必然的神聖 行為者の忍び込み 偽金づくりが心理学の原理 精神の自己保存本能の欠如 目的も手段も喪失 自己教育した教育者の必要性 刺激への抵抗力の欠如 理想化は主要特徴の強調 休みなき変貌 弱者による強者支配 病んだ無意識と病んだ文明 自由は本能退化の証拠 デカダンスへの段階的深化 信仰は偽なるものからの目隠し 2025/05/11

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