出版社内容情報
この地球には数えきれないほどさまざまな言語があります。あなたにぴったりの〈ことば〉を見つける旅に出ませんか。
【著者紹介】
1964年、東京生まれ。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻。著書に『ロシア語のかたち』『ロシア語のしくみ』『ニューエクスプレス ロシア語』『ことばは変わる』『羊皮紙に眠る文字たち』『外国語の水曜日』『その他の外国語』『ロシア語の余白』『初級ロシア語文法』『ぼくたちの英語』『ぼくたちの外国語学部』、『ウクライナ語基礎1500語』『ベラルーシ語基礎1500語』『はじめての言語学』『世界の言語入門』『大学生からの文章表現』『外国語をはじめる前に』『ポケットに外国語を』『語学はやり直せる!』など。
内容説明
この地球には数えきれないほどさまざまな言語がある。あなたに合う“ことば”を見つけよう!愉快な図版多数収録。
目次
1 みる
2 きく
3 かぞえる
4 なづける
5 ことなる
6 かわる
著者等紹介
黒田龍之助[クロダリュウノスケ]
1964年、東京生まれ。上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。東京大学大学院修了。スラヴ語学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
261
いつもながら楽しい黒田龍之助氏の外国語に関するエッセイ。今回は、まずは文字の形から。アラビア文字、カンボジア文字あたりが最難関か。マヤ文字に至ってはもう論外。今まで敬遠していたけれどハングルはなんとかなりそうな気がする。次いでは「ひびき」(音声)。色んな音を出すという南アフリカのコサ語が興味深い。以下、「数」、「名前」と続くがいずれも、なるほど、そういうものなのかと感心することしきり。本書には外国語の様々な姿が、いたってわかりやすく、親しみやすく書かれている。こんな風に書くのはきっとたいへんなことなのだ。2015/09/05
yomineko@ヴィタリにゃん
69
とってもにぎやかでした!!!P94にタイ文字の時計があり、凄くかわいいのでやっぱりタイ語を継続する事にしました。先生のお陰です。色々な国の言葉に興味を持って接すると、時間がいくらあっても足りません。チェコ、スロヴァキア、ポーランド、ブルガリア、、、ヨーグルトwww 行って見たいです。メジャーなヨーロッパよりも奥深く楽しめそうです♪2021/08/29
Tonex
36
語学エッセイ。拾い読み。世界の言語の多様性を紹介したもの。2016/06/23
はな*
20
未知との遭遇って、ほんとうに楽しい!と思った一冊。紹介されているインドやイスラエルの教科書、アラビア語の絵本、ロシアの紙幣には何が書かれているのだろう?意味が知りたい、気になる~!となった私は良い読者だと著者に褒めてもらえるはず(たぶん)。すみからすみまで発見や驚きだったけど、「世界中のどの言語も、国際音声字母(数十ほどの子音と母音の組み合わせ)で表すことができる」ということに驚愕(スゴい!)。こんな大人になって新しい外国語を勉強し始めた私に、まずは楽しむことよ~と言ってもらえた気分の読後です。2017/06/22
yumiko
20
壊滅的に耳が悪いのでちっとも上達しないけれど、私は語学を学ぶのが好き。興味のあるものに関連した国の言葉はすぐに気になってしまうし、挨拶と地名くらいは話せて読めるようになってから旅行にも行きたい。だからこういう外国語について書かれた本も大好き!こんな風に縦横無尽に言葉の世界で遊べたら、どれだけ世界が広がり楽しいだろう。去年から始めた勉強に関連するのは中国語。残念な耳の私にはハードルが高い(T_T)でもゆっくり文化を学びつつ親しめたら…きっとまた一つ新しい扉が開くような気がする。2014/06/03