白水Uブックス<br> フランス小説の扉

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白水Uブックス
フランス小説の扉

  • 野崎 歓【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 白水社(2010/12発売)
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  • サイズ B40判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560721193
  • NDC分類 950.2
  • Cコード C0295

出版社内容情報

19世紀の極めつきの名作から20世紀の逸品、そして現在まで、小説の読みどころ、味わい方を語る「フランス小説美味礼讃」。

内容説明

「小説に読み耽っている人間ほど幸福なものはないだろう。きびしい現実の法則を少しばかり脱け出し、とりわけ自分自身から自由になって…」。トゥーサンやジャン・ルノワールの翻訳家が19世紀の名作から20世紀の逸品まで、小説の読みどころを語る「フランス小説美味礼賛」。uブックス化に際し、書き下ろしの一章を新たに収録。

目次

1 恋する十九世紀小説(スタンダール語り下ろす―『パルムの僧院』;バルザック悶々―『谷間の百合』;ネルヴァルと女神―『東方紀行』 ほか)
2 二十世紀への架橋(夢うつつの詩学―ネルヴァルからプルーストへ;扉としての書物―ブルトンとネルヴァル)
3 フランス小説は、いま(「フランス語作家」としてのフォークナー;BORIS VIVANT?―ヴィアンとフランス小説の現在;勝手に逃げろ!―ソレルスと現代小説のストラテジー ほか)

著者等紹介

野崎歓[ノザキカン]
1959年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。専門は19世紀フランス文学・映像文化論。『ジャン・ルノワール 越境する映画』(青土社)で2001年度サントリー学芸賞、『赤ちゃん教育』(青土社、のち講談社文庫)で2006年度講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソングライン

13
スタンダール「パルムの僧院」、バルザック「谷間の百合」、ネルヴァル「東方紀行」、モーパッサン「べラミ」19世紀の男女の恋愛が描かれたフランス文学から始まり、20世紀初めのプルースト、ブルトン、そして20世紀末のヴィアン、ソレルス、ウェルベックへと続くフランス文学の変遷を紹介する文学書です。フランス文学者で翻訳者の作者は作品の本文を紹介しつつ各作家、作品の読みどころを解説しています。2023/09/27

うた

10
パルムの僧院とフランスにおけるフォークナーについてのみ読了。やっぱりパルムの中心人物であり、最も魅力的なのはサンセヴェリナ夫人ですよね。アンナ・カレーニナとはまた別に記憶に残る毅然とした女性像。書名は扉となっていますが、基本的に取り上げられた作品を読まないと、魅力はわからないかもしれません。2020/11/21

Hepatica nobilis

1
野崎歓のチョイスはちょっとひねりがある。スタンダールなら赤と黒よりパルムの僧院、ネルヴァルなら東方紀行というように。が、この人の評論は良い意味で素人っぽく、楽しさを前提にしているので、純粋に楽しめる。2010/12/12

さぼ

0
② 終始内在的で高級なファンブックみたいな本。各章毎の作品を読んでから読まないと辛いなという感想。2016/01/24

七草奈々子

0
お手軽なフランス文学案内。フォークナーの章とウェルベックの章がとりわけ分かりやすくかつ面白く纏まっていてよかった。2021/04/05

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