内容説明
「いっさいの生は苦しみである」とみなしたショーペンハウアーが、逆に「生活をできるだけ快く、しかも幸福にすごす」方法を説いた、厭世的な哲学者による幸福論。自身の哲学が現実の日常生活のなかにいかに応用されるかを具体的に示した、ショーペンハウアーの代表作である。
目次
第1章 基礎になるまえがき
第2章 人にそなわるものについて
第3章 人が所有するものについて
第4章 他人がいかに思うかについて
第5章 さまざまな教訓と原則について(一般的なこと;われわれ自身に対するわれわれの態度について;他人に対するわれわれの態度について;世界の動きと運命に対するわれわれの態度について)
第6章 年齢のちがいについて
著者等紹介
ショーペンハウアー,アルトゥール[ショーペンハウアー,アルトゥール][Schopenhauer,Arthur]
1788‐1860。ドイツの哲学者。ダンチヒ(現在ポーランドのグダニスク)に生まれる。近代自然科学の成果を認めつつも人間のいとなみの根源は、万物を支配する非合理的意思にあると見た。さらに意志は人間にあっては性欲、野心などの欲望として出現するとしたが、それが実現できないため人間が苦悩するありさまを解明したのち、芸術や宗教による苦悩鎮静救済の道をほのめかした
金森誠也[カナモリシゲナリ]
1927年、東京生まれ。東京大学文学部独文学科卒業。日本放送協会(NHK)勤務後、広島大学教授、亜細亜大学教授、静岡大学教授、日本大学教授を歴任。現在、著述家、翻訳家。専門はドイツ文学、ドイツ思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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