出版社内容情報
女性たちはいかにシェイクスピアを受容し、その正典化に影響を与えてきたか。十八世紀までの観客や作家、宮廷人などの関わりを見る。
【目次】
「推し括」と英文学──Uブックス化にあたって
序論──わたしたちが存在していた証拠を探して
第一部 十七世紀における劇場、読書、女性
第一章 十七世紀イングランドの観劇
第一節 ロンドンの芝居小屋事情
第二節 芝居に夢中
第三節 シェイクスピア劇の中の女性観客
第四節 宮廷のシェイクスピア
第二章 読み書きする女性たち
第一節 本の広がり
第二節 女性の蔵書
第三節 シェイクスピア刊本の女性ユーザ
第四節 執筆する女性たち
第二部 王政復古期の女性とシェイクスピア
第三章 王政復古演劇と女性
第一節 王政復古演劇とは
第二節 十七世紀後半の刊本
第三節 ロンドンの女性たち
第四節 ロンドンから離れて
第五節 イングランドを離れて
第六節 宮廷人のあだ名と詩
第四章 王政復古期の女性作家たち
第一節 マーガレット・キャヴェンディシュとその一家
第二節 アフラ・ベーンと女性劇作家たち
第三節 ジュディス・ドレイクとイングランドにおけるフェミニズム
第三部 十八世紀の女性たちとシェイクスピア・ジュビリー
第五章 読書する女性たち
第一節 家族に贈るシェイクスピア
第二節 女性によるシェイクスピア研究
第三節 新しい刊行物の中のシェイクスピア
第六章 十八世紀の女性観客たち
第一節 芝居の規則はお客様が決める
第二節 シェイクスピア・ジュビリー祭
終わりに
謝辞
図版一覧
文献一覧
注
作品索引
固有名詞索引
内容説明
偉大なシェイクスピア研究者として知られる人々の大部分は男性だが、十六世紀の末から、芝居を見、作品を読み、それについて考える女性たちは存在していた。観劇の記録、フォリオへの書き込みや手紙などの分析、十八世紀にあったファンの一大イベントの詳細を通じて、この時代、著名な作家や宮廷人から一読者、一観客にいたる女性ファンが、シェイクスピアの権威の確立にどのような役割を果たしたかをみていく。
目次
第一部 十七世紀における劇場、読書、女性(十七世紀イングランドの観劇;読み書きする女性たち)
第二部 王政復古期の女性とシェイクスピア(王政復古演劇と女性;王政復古期の女性作家たち)
第三部 十八世紀の女性たちとシェイクスピア・ジュビリー(読書する女性たち;十八世紀の女性観客たち)
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