文庫クセジュ<br> ナポレオン三世

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ナポレオン三世

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  • サイズ 新書判/ページ数 153,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560509517
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1222

内容説明

一八四八年から五二年までは共和国大統領、五二年から七〇年までは皇帝として君臨したルイ=ナポレオン・ボナパルトの一代記。疑惑の出自、脱獄、亡命を経て登位した波乱の生涯と人物像を紹介する。ながらくあまり評価されてこなかったその統治・理念に光りをあてる。

目次

第1章 皇帝の甥
第2章 陰謀家
第3章 ボナパルティスムの改革者
第4章 フランス初代大統領
第5章 帝国の復活
第6章 皇帝
第7章 ナポレオン三世の内政
第8章 ナポレオン三世の外交政策
第9章 ナポレオン三世のフランス
第10章 一八七〇年戦争とナポレオン三世の失脚
結論 追放と死

著者等紹介

幸田礼雅[コウダノリマサ]
1939年生まれ、1966年東京大学仏文科卒業、西洋美術専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

belier

2
簡潔なナポレオン三世伝。鹿島茂氏の『怪帝ナポレオン三世』は贔屓が過ぎるかと思い、こちらも読んでみた。これまで酷評ばかりという状況を覆そうという意図は、フランス人のこの著者も鹿島氏と同様だ。しかし、こちらは第二帝政後半の失政を無理に擁護することはない。皇帝は帝政期前半に経済・産業の発展がもたらされたことで満足し、老いと病気で気力が衰えたとき退位するべきだったと思う。訳者も述べているように、普仏戦争での屈辱的敗戦の印象があまりに大きい。また、植民地主義を本格的にやり始めた時期であったことも記憶しておく。2024/10/16

あらい/にったのひと

1
どんなものかな〜と思って読んだけれど、よく言って小物界の大物という感じ、普通に言えば巷説の通り失敗した人の話という印象。パリの都市改造を業績と見るにしても、失敗と引き換えにするには小さいし、帝政初期の政策も時流に合ったものであって普通感ある(農業などで不徹底に終わったものもあるようだし)。その点で功罪の「功」を描き切れているのかはちょっとよくわからなかったですね。なんというか、没落するひとの描き方の指標にはなるかな、という本でした。2024/06/01

ジュンジュン

0
地味な方のナポレオン。それゆえに、基本的な事績を描いた本書でも充分面白かった。2015/11/03

鏡裕之

0
ナポレオン三世についてならば、講談社学術文庫『怪帝ナポレオン3世』の方がずっといい。学術文庫を読んでしまえば、本書を読む必要はない。2013/11/11

renkon

0
高校時代、ナポレオン三世をどう評価するのか意見が割れていた先生方の言葉を確かめたくて読んだ本。 印象としては、時代が彼に合わず、隣国がビスマルクやカヴールといった傑物であるだけに比べてしまうと平凡か。 陰謀を巡らす能力はあったが、それを成就させる器や時勢に恵まれず、世間がいうほど無能だとは言わないまでも皇帝という感じではない。 ナポレオン三世について書かれた日本語の本が、これを含め2冊しか確認できなかった。試しにこちらから読んでみたが、本自体は読みにくい。 翻訳のせいか括弧書きや注釈が乱立して混乱。2025/01/15

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