内容説明
ローマの有力者を次々と手玉にとった魅惑の女王―クレオパトラの実像にせまる。芸術家たちに着想を与えた伝説の紹介とともに、歴史的事実としての人物像を、パピルス文書や古銭、碑文などの考古学資料から解明する。プトレマイオス朝の歴史、当時のイデオロギー、行政、軍事、経済についても解説する。
目次
第1章 プトレマイオス朝、クレオパトラの祖先
第2章 プトレマイオス十二世、クレオパトラの父
第3章 クレオパトラとカエサル
第4章 クレオパトラとアントニウス
第5章 アントニウスとクレオパトラの死
第6章 女王と王政のイデオロギー
第7章 クレオパトラのエジプト
第8章 クレオパトラの神話
著者等紹介
北野徹[キタノトオル]
1938年生まれ。1962年東京大学法学部卒。1970~72年フランス留学。TIS(株)取締役、日本ケーブル・アンド・ワイヤレスCSL(株)常務、TIS(株)監査役、(株)TIS東北ソフトウエアエンジニアリング社長を歴任。現在、(有)エクステリア総合研究所社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件