出版社内容情報
ロシア語、ウクライナ語、ポーランド語、チェコ語、クロアチア語、ブルガリア語……スラヴの諸言語は、語彙も文法も互いによく似ています。共通するのは一体どこまで? なぜそんな差異が生まれたの? スラヴ祖語が各言語に分化していく過程をたどりながら、その答えを探るのが本書のねらい。まるで生の講義のような語り口で、「文字と音」「語」「文」のしくみを読みといていきます。いずれかの言語を学んだことのある人もない人も、個性豊かなスラヴ諸語の世界をお楽しみください。
内容説明
似ているところ、異なるところ、そこには隠れたしくみがある!
目次
第1部 文字と音のしくみ(文字のしくみ;音のしくみ;子音のしくみ;音のつながりと響きのしくみ)
第2部 語のしくみ(名詞のしくみ;代名詞のしくみ;形容詞のしくみ;動詞のしくみ)
語形成のはなし
第3部 文のしくみ(文のしくみ;「である」「ある」「ない」のしくみ;「てにをは」を作るしくみ;時と出来事のしくみ;伝えるしくみ)
著者等紹介
三谷惠子[ミタニケイコ]
東京都出身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。専門は言語学、スラヴ語学、スラヴ言語文化研究。筑波大学、京都大学を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(2013~2022年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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