出版社内容情報
タリバンに抵抗し続けた民衆の英雄・マスード。その素顔と思想、彼が愛した祖国について、80年代から親交してきた著者が今改めて考える。写真多数。安井浩美氏推薦!
内容説明
今こそ求められる、タリバンに抵抗し続けた英雄の思想と素顔。9・11以後の激動のアフガニスタン最新報告を迫真の筆で綴る!
目次
第1章 情報の洪水
第2章 二つのテロ
第3章 信仰の大地
第4章 パキスタンとパシュトゥン人
第5章 ムジャヒディンの思い
第6章 割れたモザイク国家
第7章 タリバンの正義
第8章 届かなかった声
第9章 メディアと私の報道
第10章 故郷の風景
二〇〇一年から二〇二一年 新たな激動の中で
著者等紹介
長倉洋海[ナガクラヒロミ]
1952年、北海道釧路市生まれ。写真家。同志社大学法学部卒業後、通信社勤務を経て、80年からフリーランスに。以降、紛争地や辺境に暮らす人々を精力的に取材する。83年5月、アフガニスタン抵抗運動の指導者、アフマッド・シャー・マスード(1953‐2001)に初めて会って以来、親交を深めてきた。2004年、「アフガニスタン 山の学校支援の会」を設立、マスードの故郷パンシール渓谷のポーランデ地区での学校支援を続けている。『マスード 愛しの大地アフガン』(JICC出版局)で土門拳賞、『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』(福音館書店)で産経児童出版文化賞、『ザビット一家、家を建てる』(偕成社)で講談社出版文化賞写真賞、『ヘスースとフランシスコ―エル・サルバドル内戦を生きぬいて』(福音館書店)でさがみはら写真賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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