国際文化交流を実践する

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  • サイズ 46判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560097977
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「共感」すること。忘れてませんか?

 世界には今、絶望と怒りが充満している―。
 国際情勢に楔を打ち込んだブレグジットや米中対立、各国を揺さぶるポピュリズムや権威主義体制への誘惑など挙げればきりがない。
 この流れに拍車をかけたのが、新型コロナウイルス感染拡大である。人びとの移動や交流は全く途絶えてしまった。第二次世界大戦後に構築された国際協調を旨とする戦後秩序は風前の灯である。
 この秩序の根幹にあるのは、人びとが「共感」することである。そして、「共感」の恢復を生業としているのが、国際交流基金だ。
 本書は、心と心の交流に懸けた国際交流基金職員たちのルポルタージュである。
 国際文化交流とは何か、世界各地で文化と交流がいかに結び付けられているか、といった大きな問題を、本書では一人ひとりの等身大の視点から描く。
 この地平から見えてくるのは、何事も「人に始まり、人に終わる」ということだ。当たり前の平凡な結論に見えるかもしれないが、いつしかわたしたちが忘れてしまったものがここにはある。辛抱強く他者とつながり続けること。世界各地で「共感」を掘り起こす彼らの姿がいまほど切実に映る時代はないであろう。

内容説明

「共感」すること。忘れてませんか?コロナ禍や自国優先主義の台頭で揺らぐ国際協調をいかに守るか?心と心の交流に懸けたJF職員たちの渾身のルポルタージュ。

目次

序章 国際交流の現場から
第1章 “分断”を飛び越える(心と心をつなぐ試み―アジアセンターのDNA;ジャポニスム二〇一八―未曾有の日本文化事業;銀幕が映す文化交流 ほか)
第2章 人に始まり、人に終わる(プラットフォームのつくり方―相手に寄り添う;日韓文化交流の最前線に身を置いて―周年事業を例に;変化の中の日米交流―「助成」の意味を考える ほか)
第3章 歩きながら考える(日本文化は本当に中国で受け入れられているのか;異なるルーツを持つ隣国同士の絡み合い―日本とロシア;インドのIT人材―JFのアプローチ ほか)
終章 国際文化交流とは?その果たしうる役割とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある本棚

3
各国で働く国際交流基金のスタッフが分担執筆。各国の事例を通じ、芸術家や学者、ハイレベルなど多様なステークホルダーとの調整の大変さがうかがえる。基金は外務省の外郭組織であり、その事業も外交手段の1つと位置付けられているが、国益が前面に出過ぎると押しつけや文化帝国主義と捉えられかねない懸念もあり、そこで働くスタッフにはバランス感覚が求められる。2022/02/09

takao

1
ふむ2021/10/07

Ucchy

1
世界各地の事務所で活動する国際交流基金の職員が任地における文化交流活動を分担執筆。文化交流の実務に携わる人の生声が貴重。予算や現地とのトラブルなど様々な悩みを抱えながらも工夫を凝らして取り組んでいる様子は仕事人の矜持を感じた。世界各国における日本文化の受容は興味深い。映画、日本語、武道、アニメ様々なコンテンツが日本にはある。押し付けにならないようにしつつ、日本に好感を持ってもらえるような慎重な活動が求められる。写真・データが殆どなかった点は惜しまれる。 2021/08/23

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