出版社内容情報
1970年11月25日、あなたは何をしていましたか? 週刊新潮で20年にわたり表紙絵を描き続けてきた画家の記憶の中の「戦後」
内容説明
記憶の中の「戦後」。1970年11月25日、あなたは何をしていましたか?週刊新潮で20年にわたり、表紙絵を描き続けてきた画家の記憶。
目次
本屋さん通い
はじめての個展
だらだら坂の下
ある年の暮れ
な、なんかい
「劇画」の時代
スターの都にあこがれて
十代の画集
十代の読書
『情事』のラストショット〔ほか〕
著者等紹介
成瀬政博[ナルセマサヒロ]
1947年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。美術評論活動を経て、三十代半ばから画家として活動。各地で個展をしながら、画集の他に絵本、詩集、エッセイ集、写真集などを出版。89年、大阪から長野・安曇野に移住。97年から週刊新潮の表紙絵を連載。安曇野にある画廊BANANA MOONを主宰している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のん
2
成瀬さんの週刊新潮の表紙絵は大好きで家中に飾って癒されています(ポストカードに100均のフォトフレームですけど…)。作品につけられたタイトルと「表紙のはなし」のひと言も温かくて素敵なのですよね。さてこの本は現実か夢かわからない不思議な体験談、表紙絵の苦労話などそんな諸々を「とりあえず」で括ってみるゆるいエッセイでした。年賀状が行き来するのも広義の愛(「年賀状がこわい」)だなんておもしろい。25年と言わずもっと表紙絵描き続けてください。バナナムーンにも行きます!2020/01/21
chuji
1
久喜市立中央図書館の本。2019年12月初版。初出岡谷市の文化会館カノラホールがだしている隔月発行誌「Society」、20年位前から10年位に連載。加筆・修正。挿絵は書き下ろし。著者は週刊新潮の表紙絵を連載する横尾忠則氏の弟。五十四編のエッセイと「とりあえず、あとがき」2020/02/07
エリザベス
1
この方の奥様、とてもユニークです。2020/01/24
yocean
0
図書館の新刊コーナーで、とりあえず手にとって読みました。 親戚の叔父さんの話を聞いているような感覚になり、どんどん読み進みました。 絵もステキです。 とりあえず手にして良かった。2020/02/02
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