ゴルバチョフ―その人生と時代〈下〉

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ゴルバチョフ―その人生と時代〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 474p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560096970
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

出版社内容情報

「冷戦終結30年」にして解明される「謎」

 本書は、冷戦を終結させ、ソヴィエトの改革を進めながらも、最後は解体へと導いてしまった、「世界を変えた男」の幼少期から引退後までを、取材と証言により、克明かつ人間味豊かに描いた、評伝の決定版。執筆に10年を費やした大作だ。
 「ゴルバチョフは謎だ」。著者は冒頭で、ゴルバチョフ本人が「他人事のように」吐いた言葉を紹介する。ゴルバチョフはなぜ、憑かれたように、失脚へとつながりかねない危険を冒し、一見して不必要なほどの性急さで変革を急いだのか? いかなる衝動が彼を自滅の道へと突き動かし、結果として超大国のソヴィエトを崩壊へと導いてしまったのか?
 このような疑問を起点として、本書は読者をゴルバチョフという「謎」を解く旅へと誘い込む。ゴルバチョフは自分について、体制の「産物」であると同時に「抗体」でもあった、と語る。彼が小さな農村で洗礼を受けた時に、その栄光も悲劇も歴史の必然として胚胎していたのかもしれない。
 著者は『フルシチョフ』でピュリツァー賞と全米批評家協会賞を受賞したアメリカの歴史家。写真多数・登場人物一覧(人名索引)収録。

内容説明

理想しか見えない、夢想家にすぎなかったのか?クーデターから失脚後まで、「世界を変えた男」の真の姿に迫る。ピュリツァー賞と全米批評家協会賞受賞の歴史家による、評伝の決定版!

目次

第9章 ニーナ・アンドレイエワの書簡 一九八八年
第10章 嵐の前 一九八七‐一九八八年
第11章 首脳外交 一九八七‐一九八八年
第12章 国内における勝利と困難 一九八九年
第13章 海外における勝利と困難 一九八九年
第14章 分裂の危機 一九九〇年
第15章 一つのドイツへ 一九九〇年
第16章 破局への序奏 一九九一年一月‐一九九一年八月
第17章 クーデター 一九九一年八月
第18章 最後の日々 一九九一年八月‐一九九一年一二月
第19章 権力の座を降りて 一九九二‐二〇一六年
結語 ゴルバチョフとは

著者等紹介

トーブマン,ウィリアム[トーブマン,ウィリアム] [Taubman,William]
1940年生まれ。アメリカの政治学者・歴史学者。専門は、ロシア・ソ連政治外交史。独裁者スターリンを批判したニキータ・フルシチョフの生涯と、彼が生きた時代を描いた著作Khrushchev:The Man and His Eraで、ピュリツァー賞と全米批評家協会賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

11
ソビエト社会主義共和国連邦の大統領であるにも関わらず、共産主義を退け、民主主義の道を歩もうとした奇人として、西側諸国では絶大の人気を得た政治家ですね。反対に国内では、国を西側諸国に売った売国奴という烙印を押され、大統領としての末期は、正に孤立無援の状態で、孤軍奮闘。あまりのプレッシャーに精神がおかしくなりそうな状況が何度も現れました。それにしても、自分の意志を貫く強さには痺れました。登場人物、特に政敵エリツィンが人間臭くて、引き込まれました。ページは上下段、700頁もありますが、読み応え十分。お薦めです。2019/10/07

10
下巻ではゴルバチョフを通じて崩壊していくソビエト連邦の様子が垣間見えて興味深かった。ゴルバチョフとしてはソ連邦の立て直しに失敗したことになるが、そのお陰で東西ドイツが統合され、東欧がソ連共産党の支配から解放されたのだから皮肉な話だ。やっぱり政治よりも経済なんだよなぁ。ゴルバチョフが中国みたいに経済改革から手を付けていたらどうなっていたかなと思いながら読み終えたけど、障害を乗り越えて突き進むゴルバチョフ、後半では言動に一貫性が失われていくけど傑出した政治家であったことは間違いない。読み応え十分だった。2021/11/10

juunty

2
ソ連崩壊をソ連の政治家目線で描いた内容となっている。エリツィンとの対立が明確化し、周囲の閣僚との離別の家庭が描かれている。一方で対外的には西側諸国との連携が強まり各国で歓迎。そういった背反する状況の中ソ連崩壊という結末が訪れる。全体としては西側が入手できる情報量に従って、後半に進むほど詳細な情報が描かれる。登場人物も増えていくので、内容を取捨選択しながら読むのも良い。2022/02/04

takao

2
ふむ2021/01/11

ごんしち

1
今更ながらゴルバチョフがいなかったら、今の世界の在り様は全く違っていたのだろうと改めて思った。個人的には日本がバブルを謳歌していた時にレーガン政権の合衆国国務長官シュルツが世界の情報化時代を予見していたのが印象に 残る。2020/01/25

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