デリダと死刑を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560096710
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ソクラテスからオウム真理教まで!

 デリダで/とともに考えるのは、ソクラテスからオウム真理教まで!デリダの脱構築を手がかりに、政治と宗教と権力の力学をあぶりだし、死刑を考えるためのハンドブック。編者の緒言をはじめ、六人の執筆者による書き下ろし。
 本書のタイトルは、〈仮に英語にするならば「Thinking Death Penalty with Derrida」とでもなるが、「with」は「……を用いて」という意味にもなる。デリダについて考えながら、デリダを伴走者としつつ、デリダを用い、あらためて死刑制度を考えよう、というわけである〉(「はじめに」より)。
 収録論考は「ギロチンの黄昏──デリダ死刑論におけるジュネとカミュ」(鵜飼哲)、「ヴィクトール・ユゴーの死刑廃止論、そしてバダンテール──デリダと考える」(江島泰子)、「デリダの死刑論とニーチェ──有限性についての考察」(梅田孝太)、「定言命法の裏帳簿──カントの死刑論を読むデリダ」(増田一夫)、「ダイモーンを黙らせないために──デリダにおける「アリバイなき」死刑論の探求」(郷原佳以)、「デリダと死刑廃止運動──教祖の処刑の残虐性と異常性」(石塚伸一)。

高桑 和巳[タカクワ カズミ]
著・文・その他/編集

鵜飼 哲[ウカイ サトシ]
著・文・その他

江島 泰子[エジマ ヤスコ]
著・文・その他

梅田 孝太[ウメダ コウタ]
著・文・その他

増田 一夫[マスダ カズオ]
著・文・その他

郷原 佳以[ゴウハラ カイ]
著・文・その他

石塚 伸一[イシヅカ シンイチ]
著・文・その他

内容説明

デリダで/とともに、死刑の是非について問う。ソクラテスからオウム真理教まで!哲学者デリダの脱構築を手がかりに、政治と宗教と権力の力学をあぶりだし、死刑について考えるためのハンドブック。

目次

第1章 ギロチンの黄昏―デリダ死刑論におけるジュネとカミュ(鵜飼哲)
第2章 ヴィクトール・ユゴーの死刑廃止論、そしてバダンテール―デリダと考える(江島泰子)
第3章 デリダの死刑論とニーチェ―有限性についての考察(梅田孝太)
第4章 定言命法の裏帳簿―カントの死刑論を読むデリダ(増田一夫)
第5章 ダイモーンを黙らせないために―デリダにおける「アリバイなき」死刑論の探求(郷原佳以)
第6章 デリダと死刑廃止運動―教祖の処刑の残虐性と異常性(石塚伸一)

著者等紹介

高桑和巳[タカクワカズミ]
慶應義塾大学理工学部准教授。専門はフランス・イタリア現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林克也

1
面白かった。 みんなデリダが好きなんだ、ということがよくわかります。 石塚伸一さんの章。ここに記述された者のうち、まだ命を保っている自民党の政治屋がデカい顔していることに対して絶望感しかない。会社や通勤電車で毎日出会う人たちの多くは、自民党という仕組みに何の絶望感も抱いていないのだろうが。2025/01/31

Masako3

1
★☆☆ フランス人哲学者の米国での死刑に関する講義録を元に、6人の日本人が自身の解釈を寄せた論考の形をとっている。フランスでは1980代までギロチンを用いた死刑制度があったが、現在では廃止されている。デリダは廃止論派でありながら、現在の廃止の理論に満足しておらず、哲学的な説明に拘る。一方で死刑が最も多い中国についてキリスト教的思考で分析可能など、乱暴なコメントもあったり、こだわりポイントがよくわからないままだった。自分で定義した言葉で雁字搦めになっていく感じ。私は批判してるわけではない。2019/04/15

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