第三帝国の歴史<br> 第三帝国の到来〈下〉

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第三帝国の歴史
第三帝国の到来〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 435p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560096659
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0022

出版社内容情報

記念碑的名著、待望の翻訳!

 本書は、豊富な史料を駆使して、19世紀のビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国とナチスの台頭、1933年にナチスが権力の座に就くまでを物語る、通史の決定版だ。政治・経済から社会・文化、戦争まで幅広く網羅し、同時代の人びとの肉声も再現している。
 ナチスがいかにして、何故に権力を得たのかを理解することは、これまで同様に、今日でも重要である。おそらく、人びとの記憶が薄れていくにつれ、いっそう重要になるだろう。われわれには、ナチス自身の心のなかに分け入っていく必要がある。なぜ、彼らの対手がナチスを止められなかったか、理由を見出す必要がある。第三帝国がヨーロッパと世界を他に類を見ない残虐な戦争に追いやり、ついには自ら破滅、崩壊していった過程を理解する必要がある、と著者は「第三帝国の歴史」の執筆意図を述べている。
 著者はケンブリッジ大学で近代史欽定講座担当教授を務めた、ドイツ近現代史家。学術的功績を称えられてナイトに叙されている。口絵写真・地図多数収録。

リチャード・J・エヴァンズ[エヴァンズ]
著・文・その他

大木 毅[オオキ タケシ]
監修

山本 孝二[ヤマモト コウジ]
翻訳

内容説明

ナチは一党独裁をいかに確立してのけたのか?ビスマルク帝国から、第一次世界大戦、ヴァイマール共和国、ナチが権力の座に就く一九三三年まで、総合的に物語る通史の決定版。口絵写真・地図多数収録。

目次

第4章 権力掌握に向かって(大恐慌;民主主義の危機;暴力の勝利 ほか)
第5章 第三帝国の創出(テロがはじまる;ライヒスターク炎上;破壊された民主主義 ほか)
第6章 ヒトラーの文化大革命(不協和音;芸術の粛清;「非ドイツ的精神に反対する」 ほか)

著者等紹介

エヴァンズ,リチャード・J.[エヴァンズ,リチャードJ.] [Evans,Richard J.]
ケンブリッジ大学で近代史欽定講座担任教授を務めたドイツ近現代史家。2012年、学術的功績を称えてナイトに叙される

大木毅[オオキタケシ]
1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。大学講師を経て、現在著述業

山本孝二[ヤマモトコウジ]
1946年兵庫県生まれ。神戸市外国語大学英米学科卒業、都立高等学校勤務。退職後、翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

4
下巻は世界恐慌からヒトラーの首相就任、そして全権委任法成立あたりまで。ときに「民主的に選ばれた」と言われるナチスの権力掌握についての神話を打ち砕く内容。フォン・パーペンら保守派の甘い見通し、中間層の根強い共産主義への恐怖感、最悪のタイミングでの世界恐慌など全てが悪い方向へ噛み合って、決して多数派ではないナチスを権力の座に押し上げる。国会議事堂炎上事件を奇禍として、敵対派やユダヤ人に解き放たれる暴力の凄まじさに目を背けたくなるが、これはまだはじまりに過ぎないのだ。2018/12/07

ケイトKATE

3
新たに誕生したヴァイマール共和国は、現代の民主主義のさきがけといえる国家だった。ハイパーインフレなど度重なる危機を乗り越え、安定を迎えようとしたが、1929年の世界恐慌でドイツは絶望の淵へ追い込まれる。帝政の復活を望む保守派の政治家達はヴァイマール体制の崩壊を企み、過激な思想を持ったヒトラーを担ぎ出す。ヒトラーを操ることができると甘く見ていた保守派だったが、1933年3月23日全権委任法を成立させられヒトラーに手玉を取られてしまった。こうして全体主義国家である第三帝国が成立した。2019/04/07

G軍曹

2
下巻では1933年にナチスがドイツの政治を担うまでを描いています。当初は泡沫政党で右翼からコントロールできる存在として選ばれたナチスがどのように権力を握ったのかを詳述します。ナチスが数少ないチャンスに貪欲に食らいついたのか、忖度のシステム、暴力装置を持っていたからこそ急速に権力を握れたことなどについてあらためて知ることができました。続刊が楽しみです。2019/03/11

takao

1
ふむ2025/04/07

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