バルパライソの長い坂をくだる話

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バルパライソの長い坂をくだる話

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  • サイズ B6判/ページ数 196p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560096369
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0074

出版社内容情報

パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島……国境を越えて思考し続ける劇作家が、移民の目と声で紡ぐ壮大なる三部作。「ポスト移民演劇」三部作、一挙収録!

 「対象の関心領域が国境に限定されないこと。物理的に難しいことでは必ずしもないはずなのに、その実践は少ない。神里氏は実践者のひとりだ。日本語を、日本語で行なわれる演劇を、拓いたものにできる人の一人である。日本語を、日本を換気できる言葉を書く人だ。」――岡田利規
 「南米に生まれた彼にしか書けない、その特殊な身の丈が作り出した、他にはない世界である。」――野田秀樹
 「語りによって描かれる地理的な位置がきわめて興味深い。けっして世界史で語られるような『中心』ではない。『中心』から逃れる土地の把握の方法にまた異なる演劇の可能性がある。」――宮沢章夫
(選評より)

 パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島……国境を越えて思考し続ける注目の劇作家が、移民の目と声で紡いだ壮大な三部作「+51 アビアシオン,サンボルハ」「イスラ! イスラ! イスラ!」「バルパライソの長い坂をくだる話」を一挙収録! さらに、創作の背景と思考の軌跡をたどるエッセイ7篇も併録した決定版作品集。

神里 雄大[カミサト ユウダイ]
著・文・その他

内容説明

第62回岸田國士戯曲賞受賞作品。パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島…国境を越えて思考し続ける注目の劇作家が、移民の目と声で紡ぐ壮大なる三部作、一挙収録!

著者等紹介

神里雄大[カミサトユウダイ]
1982年、ペルー共和国リマ生まれ。作家、演出家。演劇団体「岡崎藝術座」主宰。生後半年ほどで日本に移住し、神奈川県川崎市で育つ。早稲田大学第一文学部卒。2003年に「岡崎藝術座」を結成。2006年、『しっぽをつかまれた欲望』(作・パブロ・ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞を受賞。2016年10月~2017年8月、文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員としてアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在。2011年度~16年度、公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。『バルパライソの長い坂をくだる話』で第62回岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

58
「イスラ!イスラ!イスラ!」は最初、某擬人国なのかなと思っていました。しかし、海を漂泊していた事や神を憎んでいるような様子からヒルコかなと思ったり。兵を鼓舞する王は高飛車で生徒でもあった民たちを馬鹿にしている。しかし、そこには支配しようとして支配され、取り残された者の哀れさに満ちている。個人的に実存的な鳥の嘲りが好き。表題作は無垢で人に飼い馴らされた野生児のような男3を疎み、何度も棄てに行く男2はシビアで現実的な「今」でもあるだろう。永遠に時を止めている母に話しかける男1も何も分かっていないのかもしれない2018/09/25

pio

2
ちょっと難しかったけど面白かった。南米に行きたくなった。2018/05/18

トッシー7

1
つまらないというのではなく、読んでいてよくわからなっかった。劇として見るなら良いかもしれない。2018/07/12

0
2018年4月10日印刷 2018年4月30日発行 著者:神里雄大 発行者:及川直志 印刷所:株式会社理想社 発行所:株式会社白水社 株式会社松岳社 装幀:吉田健人(bank to) カバー写真:神里雄大2020/03/01

so_lar_is

0
『バルパライソの長い坂をくだる話』のみ。2018/04/22

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