出版社内容情報
パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島……国境を越えて思考し続ける劇作家が、移民の目と声で紡ぐ壮大なる三部作。「ポスト移民演劇」三部作、一挙収録!
「対象の関心領域が国境に限定されないこと。物理的に難しいことでは必ずしもないはずなのに、その実践は少ない。神里氏は実践者のひとりだ。日本語を、日本語で行なわれる演劇を、拓いたものにできる人の一人である。日本語を、日本を換気できる言葉を書く人だ。」――岡田利規
「南米に生まれた彼にしか書けない、その特殊な身の丈が作り出した、他にはない世界である。」――野田秀樹
「語りによって描かれる地理的な位置がきわめて興味深い。けっして世界史で語られるような『中心』ではない。『中心』から逃れる土地の把握の方法にまた異なる演劇の可能性がある。」――宮沢章夫
(選評より)
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パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島……国境を越えて思考し続ける注目の劇作家が、移民の目と声で紡いだ壮大な三部作「+51 アビアシオン,サンボルハ」「イスラ! イスラ! イスラ!」「バルパライソの長い坂をくだる話」を一挙収録! さらに、創作の背景と思考の軌跡をたどるエッセイ7篇も併録した決定版作品集。
神里 雄大[カミサト ユウダイ]
著・文・その他
内容説明
第62回岸田國士戯曲賞受賞作品。パラグアイ、アルゼンチン、チリ、ペルー、沖縄、父島…国境を越えて思考し続ける注目の劇作家が、移民の目と声で紡ぐ壮大なる三部作、一挙収録!
著者等紹介
神里雄大[カミサトユウダイ]
1982年、ペルー共和国リマ生まれ。作家、演出家。演劇団体「岡崎藝術座」主宰。生後半年ほどで日本に移住し、神奈川県川崎市で育つ。早稲田大学第一文学部卒。2003年に「岡崎藝術座」を結成。2006年、『しっぽをつかまれた欲望』(作・パブロ・ピカソ)で利賀演出家コンクール最優秀演出家賞を受賞。2016年10月~2017年8月、文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員としてアルゼンチン・ブエノスアイレスに滞在。2011年度~16年度、公益財団法人セゾン文化財団ジュニア・フェロー。『バルパライソの長い坂をくだる話』で第62回岸田國士戯曲賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
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トッシー7
葛
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