ピエールくんは黒がすき!

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ピエールくんは黒がすき!

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  • サイズ B5判/ページ数 40p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784560096321
  • NDC分類 E
  • Cコード C8771

出版社内容情報

まっくらやみな夜、オオカミ、ひげもじゃ、カラスだって、もうこわくない! 黒い色のふしぎが学べる、フランスの「おやすみ絵本」。フランスの「おやすみ絵本」

 まっ黒な夜は、子どもに眠るのをこわがらせるものです。ピエールくんも、すぐに寝つけない子でした。夢のなかでも家のそとでも、「黒」にうなされ、なやまされてました。でも、もうだいじょうぶ。どうしてかって?パパといっしょに行った美術館で、黒の巨匠として有名な画家スーラージュの絵を見て……ママもしあわせにする大発見をしたから。
 まっくらやみな夜や、オオカミ、ひげもじゃ、カラスだって、もう、こわくない! これぞ、フランスの色彩研究第一人者が手がけた、黒い色のふしぎが学べる「おやすみ絵本」。
 色のついた音楽がきこえてくる、たのしい夢がみられますように──子どもの感受性をはぐくむために、大人にもヒントをくれる一冊です。
 〈子どもに美術作品を見せながら自発的に何かを学び取らせるという教育法は、フランスでは古くからある慣習です。[…]この絵本を読んだあとには、スーラージュの作品を見に子どもと一緒に美術館や展覧会を訪れるという、あらたな楽しみも生まれることでしょう〉(本書より)。
 全頁フルカラー&総ルビ。男親が意外にも(?)活躍してくれるお話なので、子どもに、おじいちゃんやパパが読み聞かせるのにも最適です。

ミシェル・パストゥロー[パストゥロー]
著・文・その他

ローランス・ル・ショー[ルショー]
イラスト

松村 恵理[マツムラ エリ]
翻訳

内容説明

まっくらやみな夜、オオカミ、ひげもじゃ、カラスだって、もうこわくない!黒い色のふしぎが学べるフランスの「おやすみ絵本」。おじいちゃんやパパが読み聞かせるのにも最適な1冊。

著者等紹介

パストゥロー,ミシェル[パストゥロー,ミシェル] [Pastoureau,Michel]
1947年生まれ。フランス高等実習研究院第4部門名誉教授。色彩をはじめ、紋章、縞模様、動物や植物をめぐる歴史人類学の第一人者

ル・ショー,ローランス[ルショー,ローランス] [Le Chau,Laurence]
1982年生まれ。エコール・エスティエンヌ卒(版画専攻)。スーラージュ回顧展のルポルタージュ木版画集などを手がけている

松村恵理[マツムラエリ]
1962年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了。美術史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yomineko@ヴィタリにゃん

57
語学書でお世話になっている白水社。絵本も出しているとは😲著者はフランスの歴史学者。黒が苦手なピエール。夜は真っ暗だし怖いよね🌉よく見ると青、紺色に見える黒。そして正式な場面で着用する服は黒。パパが美術館に連れて行ってくれて沢山の黒い作品を見ると黒が好きになるピエール。黒の中にも光が当たると違う色に見えるね!余りにも黒いと碧く見えるというが、私の目も実は碧いとよく言われる。どうでもいい個人情報。さすが白水社!2024/02/14

gtn

30
黒はそれほど黒くないというピエールの発見は、人を単色で判断してはいけないという教訓かもしれない。黒ではないが、青は藍より出でて藍より青しとのことわざもある。2020/06/11

きさらぎ

26
絵本にしては深いなぁと思ったら、作者ミシェルパストゥローは色彩の第一人者でした。夜がこわいピエールくんは、真っ暗な闇の中で狼に襲われる夢を見ます。絵の中では、夜は紺色で狼は灰色や茶色なのにどうして黒なんてあるんだろう。黒く輝いているからところどころ紺色に見えるカラスの美しさやチョコレートの明るい茶色。真っ黒に塗られたスーラージュの絵に光があたると青や白や灰色、金色、黄色に見えるときがある。「全部の色になれる黒が好き」自然にこのことに気づくのは高校生以上かな。クレヨンの白と黒ってほとんど使わなかったよね。2018/09/04

アナクマ

24
黒色について考えを巡らせる少年。「黒も色なの?」「この貴族が青ひげ…青が黒みたいであるはずないよ」パパとの会話やちょっと哲学的な気づきが語られるも、絵本としてはギクシャク感が。「スーラージュの絵…光が絵のうえにふりそそぐと、色あいや色のむきを変えて、新しい色になるんだ」◉著者は色彩や縞模様などを研究する歴史学者。「黒は一般に思われているほど単一でも絶望的な色でもないし、実はそれほど黒くもない」との主張。たしかに黒は考え込みたくなる強い色だと思う。しかし、うーん、伝わりにくかったという印象。2022/11/23

ヒラP@ehon.gohon

20
大学の先生が一生懸命子どもに色の説明をしようと、頭をひねって苦労しているような本です。 ちょっと堅苦しいけれど、黒という色の見え方、不思議さは伝わってきました。 微妙な色調を描いた絵も素晴らしいと思います。2018/09/05

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