アメリカの汚名―第二次世界大戦下の日系人強制収容所

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アメリカの汚名―第二次世界大戦下の日系人強制収容所

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  • サイズ B6判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560095836
  • NDC分類 334.453
  • Cコード C0022

出版社内容情報

戦時中、12万の日系アメリカ人が直面した人種差別と隔離政策の恐るべき実態を描いたノンフィクション。

内容説明

人種差別、排外主義、恐怖と表裏をなす報復感情―。アメリカ人ジャーナリストが合衆国史に連綿としてある暗部を暴き、警鐘を鳴らした問題作。

目次

第1章 真珠湾―一九四一年十二月七日
第2章 大統領命令―一九四二年二月十九日 行政命令九〇六六号の署名
第3章 持てるだけのもの―布告第一号 一九四二年三月二日
第4章 「この国は白人だけのもの」―強制収容所オープニング 一九四二年三月二十二日~十月六日
第5章 砂漠のクリスマス―一九四二年十二月二十五日
第6章 アメリカ政府は、遅まきながら君を必要としている―二世の入隊 一九四三年一月二十九日
第7章 「忠誠」と「反逆」―トゥーリレイク収容所 一九四三年九月
第8章 「これがアメリカ的なやり方か?」―ハートマウンテン収容所における徴募拒否 一九四四年二月
第9章 「当たって砕けろ」―失われた大隊 一九四四年十月三十日
第10章 「家」に帰る―VJデー 一九四五年八月十五日

著者等紹介

リーヴス,リチャード[リーヴス,リチャード] [Reeves,Richard]
アメリカのジャーナリスト、コラムニスト。1936年生まれ。スティーヴンス工科大学卒業。66年から71年まで『ニューヨーク・タイムズ』政治部長を務めたのち、『ニューヨーカー』『エスクワイア』など主要紙誌のコラムニスト・編集者として活躍。また、公共放送サービス(PBS)のドキュメンタリー番組「フロントライン」で主任記者を務めた。エミー賞(80年)をはじめ、活字・映像の分野で数々の賞を受賞。現在、南カリフォルニア大学で教鞭を執る

園部哲[ソノベサトシ]
翻訳家。一橋大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケニオミ

10
「黄禍」という言葉を最初に学んだのはアメリカの大学でした。日本が太平洋戦争に突入するまでの日米関係の授業を履修した際に出てきたのがこの言葉でした。この人種主義的感情論が日本人に対して鮮明な形で現れたのが、日系アメリカ人を対象とする強制収容所の設置ではないでしょうか。本書では、太平洋戦争勃発により、聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせられ、命を失うことすらあった事実が本書に記されています。戦争のせいで司法が全く機能しなくなる事実に背筋が凍る思いをしました。そして日系アメリカ人志願兵の活躍に涙しました。2018/02/17

キミ兄

4
米国人がこの日本人強制収容について書くことで客観性が増し、全体像がよくつかめた。米国人っていうアイデンティティが本当にあるのかどうか分からないが、どうも排外的なメンタリティが根底にある?外国に対しては上から目線で人権を訴えている人たちなんだけどなあ。しかも特に民主党に実はその傾向が強いような。だから日本政府はむしろ共和党のほうがうまくやっていけている。いつか再読するぞ。子供にもこれが「国家レベルでの虐め」の例として読ませたい。☆☆☆☆☆。2018/03/18

アーク

4
第二次世界大戦中にアメリカで日本人と日系人が強制収容所に収容されたことは知っていたけれど、その内容までは詳しく知らなかった。その過酷な生活は、ガス室のないアウシュヴィッツ強制収容所のようで悲惨のひと言。敵国人というだけで人格を奪われて家畜の如く扱われるなんて、文字通り汚点と言わざるを得ない。そんな中でも、軍隊に志願した日系人がいたり、収容所に行かざるを得なかった人々を支援するアメリカ人がいたりと、人間の絆を感じさせる出来事があったのに少し安心した。大好きなアメリカの側面を知ることが出来た一冊。2018/01/09

takao

2
ふむ2022/05/31

violinprince

0
http://violinprince.blog.fc2.com/blog-entry-303.html2018/06/13

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