出版社内容情報
憲法改正が言われる今、現行憲法の草案は「いつ、なぜ、誰によって作られたのか」「原文は英文なのか、日本文なのか」「第9条は誰の発案か」「誤訳や恣意的な翻訳は無かったのか」などを検証しているほか、日本国憲法が成立にいたるまでの興味深いエピソードや英語と日本語の対訳も付してあり、改憲論議の参考に最適の書といえる。
内容説明
現行憲法が成立するまでの興味深いエピソード。改憲論議に一石。
目次
戦後憲法の起草はいつ、なぜ始まったのか?
なぜ、旧憲法(大日本帝国憲法)は改正させられたのか?
本当にアメリカが独自で一週間で日本国憲法を作成したのか?
憲法改正でマッカーサーの果たした役割は?
米国政府の対日占領政策の中に日本の憲法改正は示唆されていたのか?
大日本帝国憲法(明治憲法)が参考にされたのか?
原文は英文、日本文、どちらか?
日本人は憲法改正草案に関わっていたのか?
天皇は憲法改正草案作成に関与されたのか?
憲法草案作成過程でGHQの果たした役割は?〔ほか〕
著者等紹介
小川卓也[オガワタクヤ]
昭和19年(1944年)10月生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。カリフォルニア大学(バークレー)大学院留学。アメリカ合衆国大使館(米国商務省)上席商務官。米国商務省、商務長官、モンデール大使(元副大統領)、フォーリー大使(元下院議長)より日米通商政策および貿易振興への貢献に対し、それぞれ表彰を受ける。現在、日米経済戦略研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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