出版社内容情報
明治38年渡仏、生涯を異国の地で漆工芸の発展に尽くした「幻の巨匠」。その謎の生涯と業績を元フジTVパリ支局長が再現。
熱田 充克[アツタ ミツヨシ]
1955年生まれ。上智大学文学部卒。1979年毎日新聞入社。1985年、フジテレビ入社。報道局パリ支局長、外信部長、国際局長などを歴任。新聞協会賞など受賞多数。
内容説明
フランス工芸界に多大な影響を与えた「幻の巨匠」。その謎の生涯と業績を、元フジTVパリ支局長が20年にわたる執念の調査で浮かび上がらせる。
目次
スガワラという男
アイリーンという女
巴里という街 一九〇〇年
カギは酒田にあった
娘がいた!スガワラの居場所
揺れる大地と少年期
石碑に刻まれた男たち
運命の分岐点 東京美術学校
ジャポン それは漆という神秘
図南の翼、パリへ!
不協和音とテアトル長屋
菅原と日本人洋画家たち
パリからの叫び「漆がほしい!」
漆は洋上で輝く ジャン・デュナン
家族、そして独立
日仏映画秘史 オオスダを探せ
最期の地“鷲の農場”
「私はここ」に導かれて
菅原はどういう工芸家だったのか?
著者等紹介
熱田充克[アツタミツヨシ]
1955年生。上智大学文学部卒。1979年、毎日新聞社入社。1985年、フジテレビ入社。報道局パリ支局長、外信部長、国際局長などを歴任。2003年に「シリーズ検証・C型肝炎」で新聞協会賞、日本民間放送連盟賞・最優秀、米ピーボディ賞、早稲田ジャーナリズム大賞などを受賞。家具道具室内史学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
-
- 洋書
- CATBOY