手はポケットのなか―コーダとして生きること

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手はポケットのなか―コーダとして生きること

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784560092828
  • NDC分類 369.27
  • Cコード C0037

出版社内容情報

きこえない親のもとに生まれた、きこえる子どもChildren Of Deaf Adults、略してCODA(コーダ)。時として、手話と音声言語のバイリンガルとなること、幼くして親の通訳者の役割を担わされることが運命づけられもする。
きこえる世界ときこえない世界、音声言語と手話を行き来する著者が、家族への葛藤と愛を強烈なユーモアとともに描く自伝的エッセイ。
周囲の無理解や他の家族との違いにうろたえ傷つき、母と娘、そして父と娘のあいだに生じる遠慮や無遠慮、家族への誇りと恥と怒りの感情を行き来する著者は、素直に家族への愛を表現できない。きこえない親を守りたい、親に守られたい。わかり合えない苛立ち、わかり合えないけど感じる愛。そうした感情の行き来の波を繰り返しながら成長し、気づいたのは「普通の家族なんてない」。きこえない幸せ、そしてきこえない親を持つ幸せ。コーダのみならず、さまざまな家族の形があることを考えるきっかけを提示する。
映画『コーダ あいのうた』のオリジナル『エール!』の原案作品。解説・安東明珠花(ドラマ「しずかちゃんとパパ」コーダ考証)

内容説明

ろう者の両親のもとに生まれた「コーダ」の著者が、他の家族との違いにうろたえ傷つきながらも、母と娘、父と娘のあいだにある葛藤やもどかしさ、家族の愛を、強烈なユーモアで描く自伝的エッセイ。

著者等紹介

プーラン,ヴェロニク[プーラン,ヴェロニク] [Poulain,V´eronique]
1965年生まれ。小説家。2014年に初の著作Les mots qu’on ne me dit pasを刊行、2016年に初の小説C´elibataire longue dur´eeを上梓。フランスのコメディアン、俳優ギイ・ブドスのアシスタントを長年務めた

志村響[シムラヒビキ]
1994年生まれ。フランス語教師。レンヌでの語学留学を経て、東京外国語大学卒業。言葉と言葉、言葉と身体のあわいに関心を持つ。今作が初の翻訳作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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GO-FEET

5
《この本は、聴覚障害へのまなざしが今より厳しかった時代にろう者の両親のもとに生まれ、他の家族との違いに狼狽え傷つきながらも「コーダ」としての運命を背負い生き抜いた少女の物語であると同時に、母と娘、そして父と娘のあいだに生じる遠慮や無遠慮、どこにでもある葛藤やもどかしさを描いた家族の愛の物語でもあるのだ。》(訳者あとがき)2024/04/23

miya

2
両親がろう者で、自分は聴こえる。おじ夫婦もろう者でいとこ達も聴こえる。今でも大変だと思うが昔はもっと大変だったことがわかる。手話が割と片言で表現されていることは知らなかった。ドラマや映画ではわかりやすく字幕があるが、実際は読み取るのにかなり意訳が必要であるらしい。よく考えればそりゃそうだろうなと思うが、周りにそういう人がいないからわからない。全然違うけれど知的障害のある息子との会話みたいだなと思って微笑ましくなった。お母さんがすごく可愛らしい人で娘からしたらうんざりするのはわかるが、いい親子関係だなと思う2024/04/19

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