死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争〈上〉

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死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 399,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560092576
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ピュリツァー受賞作品! レーガン、ゴルバチョフの思惑と動向、科学者の修羅場と苦悩、核・生物兵器開発の恐怖を精彩に描く警世の書ピュリツァー賞受賞、傑作ノンフィクション!
 1970代後半、ソ連は西側に大きな脅威となる「大陸間弾道ミサイル」を開発、80年に実戦配備した。83年、米はこれに対抗し、レーガン大統領が「スター・ウォーズ計画」を提唱した。
 レーガンは反共主義者であったが、ソ連指導者たちに私信を送り続けていた。ソ連が先制攻撃を仕掛けてきたら、従来の核抑止理論は役に立たない段階に至っていると考え、「核の全廃」しか道はないという理想を抱いていた。一方ゴルバチョフも、新時代の到来を内外に訴えた。レーガンとの首脳会談では意見が合わなかったが、核戦争に勝者がないという一点で、利害の一致を見た。
 ソ連崩壊後、焦眉の急は、旧ソ連に眠る核・生物兵器など「冷戦の置き土産」だった。頭脳や原材料・機材の流出を阻止すべく、米ではある「秘密作戦」が進行していた……。
 「核兵器のない世界」は実現できるのか? 冷戦の「負の遺産」を清算できるのか? 20世紀の冷戦における軍拡競争、核・生物兵器をめぐる諸事件を、米ソ・国際政治の動向から、人物の心理や言動まで精細に描く。作家は『ワシントン・ポスト』紙でレーガン/ブッシュ両政権を担当、モスクワ支局長を務めた記者。

デイヴィッド・E・ホフマン[ホフマン]
1953年生まれ。『ワシントン・ポスト』でレーガン/ブッシュ政権を担当し、ロシア支局長を務めた。本書で2010年度ピュリツァー賞(ノンフィクション部門)を受賞した。

平賀 秀明[ヒラガ ヒデアキ]

内容説明

冷戦時代、レーガンは「核兵器の全廃」という理想を胸に秘めつつ、「スター・ウォーズ計画」を構想し、ソ連の脅威に対抗した。いっぽう新進のゴルバチョフも同様で、緊張する東西対立に劇的な分岐点をもたらそうと目論んでいた…。地図・口絵写真収録。ピュリツァー賞受賞作品。

目次

第1部(危地にて;ウォーゲーム;「戦争恐怖症」;細菌の悪夢;炭疽工場;死者の手;アメリカの夜明け)
第2部(「これまでのやり方じゃダメなのだ」;スパイの年;剣と楯)

著者等紹介

ホフマン,デイヴィッド・E.[ホフマン,デイヴィッドE.] [Hoffman,David E.]
米「ワシントン・ポスト」紙で、レーガン/ブッシュ両政権担当、モスクワ支局長をつとめたベテラン記者。冷戦の幕引きという20世紀の掉尾をかざる一大事件を、手に汗握る筆致で描いた『死神の報復―レーガンとゴルバチョフの軍拡競争』で、2010年、ピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞

平賀秀明[ヒラガヒデアキ]
1956年生まれ。早稲田大学卒業。中国通信社、共同通信社勤務を経て翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

11
原著「The Dead Hand」は2010年ピュリツァー賞(一般ノンフィクション部門)を受賞。米ソ冷戦の軍拡競争と、それが残した負の遺産を人々がいかに鎮めたかを双方の側から語る。大量の核兵器と生物兵器、正気の沙汰ではない一触即発の危険の中で、レーガンやゴルバチョフを中心とした当時の人々の内面に深く入り込んで、その苦悩と相互不信や内部抗争に格闘する様を見事に描いている。最初のプロローグから一気に読者を惹き付ける著者の技術にも感心。緊迫感をたっぷり味わいながら下巻に突入。 2016/09/25

あらい/にったのひと

1
GW中に何とか読み終わり。冷戦終わり間際、夜明け前の暗い時期から始まる本。とりあえずレーガンとゴルバチョフが握手するところまで。相互不信の世界。面白い。2018/05/06

Masayuki Shimura

0
[禁断の忘れ物]全編を通して絶賛の一言に尽きるのですが,特にソ連崩壊後のエピソードには胸を打たれるものがあります。一種のユーフォリアに満ち溢れていた時代に,その次の危機を視野に入れながら人知れず汗を流していた人々に心からの敬意を払いたくなりました。そして,ソ連崩壊後の兵器管理におけるナン議員の慧眼ぶりには心から感服。2017/01/30

kadocks

0
核戦争に勝利者はなく、ゆえに決して戦ってはならないのです。2019/12/23

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