内容説明
「9・11」後、恐怖に脅かされた世界を暴く、戦慄の傑作長編。ポールダンサー「ドール」がテロリストとして手配された!?欲望うずまく大都市を舞台に、警察とメディアの執拗な追及、悪夢のごとき三日間の逃走劇を描く。『グールド魚類画帖』の作家が到達した新境地。
著者等紹介
フラナガン,リチャード[フラナガン,リチャード][Flanagan,Richard]
1961年、オーストラリア・タスマニア州生まれ。16歳で大工を志して学校を退学し、奥地で測量技師として働く。やがて学業に復帰し、タスマニア大学、オックスフォード大学修士課程で歴史学を修める。帰国後はリバーガイド、建設現場の作業員などの職に就く。小説Death of a River Guide(1994)でデビューし、多くの読者に支持される。つづいて小説The Sound of One Hand Clapping(1997)が15万部を超えるベストセラーを記録し、作家本人が脚本・監督を手がけて映画化、ベルリン映画祭最優秀作品賞にノミネート(1998)される。そして第3作目の小説『グールド魚類画帖 十二の魚をめぐる小説』(白水社、2005)Gould’s Book of Fish:a novel in twelve fishで、英連邦作家賞を受賞(2002)して、世界的に高い評価を受ける。また、アボリジニ問題、森林保護についても積極的に発言、運動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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南雲吾朗
ndj.
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saeta
長押新