出版社内容情報
リンドバーグが飛び、アル・カポネが暗躍し、ベーブ・ルースが打つ! 情熱と楽天主義と悪徳に満ちた「大国」の姿を色彩豊かに活写。
内容説明
リンドバーグが飛び、アル・カポネが暗躍し、ベーブ・ルースが打つ!向こう見ずな冒険、常軌を逸した情熱、底知れぬ楽天主義と悪徳に満ちた「大国」の姿を、ベストセラー作家が色彩豊かに描く。
目次
5月 ザ・キッド
6月 ザ・ベーブ
7月 大統領
8月 無政府主義者たち
9月 夏の終わり
著者等紹介
ブライソン,ビル[ブライソン,ビル] [Bryson,Bill]
1951年、アイオワ州デモイン生まれ。ノンフィクション作家。言語や紀行、アウトドア、科学など幅広いテーマで数々のベストセラーを出している。英国在住
伊藤真[イトウマコト]
ノンフィクションを中心に翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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roki03
1
いまのアメリカを形成したのは1927年夏にある???と言っても過言ではないかもしれない、嘘のような史実がいっぱい詰まった1927年のアメリカの一夏の史実について書かれた話。ベーブ・ルースの生い立ちはなんとなく知っていたけど、ベーブ・ルースとあの大西洋横断単独飛行を初めて成し遂げたリンドバーグが同じ時代を生きていた事は知らなかった…よりアメリカを理解するために読んでおいて良かった。分厚さに怯んだが、ノンフィクションなのにページを捲る手は止められず、読み切る事ができた。2025/03/08
塩谷 啓太
0
世界恐慌の一年前。良い意味でも悪い意味でもアメリカが最も盛り上がった年。 スポーツ、禁酒法、人種差別、映画文化、不倫などなど様々な面からアメリカのマクロな歴史をミクロに読み解く。 分量が多く読み応えはあるがビジネスウォーズ さながらの臨場感でグイグイ読める。2025/05/24