出版社内容情報
「ナボコフの再来」と称されるボスニア出身の英語作家による、〈反〉自伝的な連作短篇集。
【著者紹介】
1964年、ボスニア=ヘルツェゴヴィナのサラエヴォ生まれ。92年、シカゴ滞在中にサラエヴォがセルビア人勢力によって包囲され、そのままアメリカに留まる。95年、英語で書いた小説が文芸誌に掲載され、高い評価を受けた。処女短篇集The Question of Bruno(2000)は数々の文学賞を受け、長篇第一作『ノーホエア・マン』(白水社刊)は、全米批評家協会賞最終候補となった。
内容説明
サラエヴォに生まれ、ユーゴ紛争を機にアメリカに移住した主人公の思春期のほろ苦い思い出、アメリカでの奇妙な日々、家族と失われた故郷への思い…。ボスニア出身の鬼才による、“反”自伝的短篇集。
目次
天国への階段
すべて
指揮者
すてきな暮らし
シムーラの部屋
蜂第一部
アメリカン・コマンドー
苦しみの高貴な真実
著者等紹介
ヘモン,アレクサンダル[ヘモン,アレクサンダル] [Hemon,Aleksandar]
1964年、旧ユーゴスラヴィアのサラエヴォに生まれる。92年、シカゴ滞在中にユーゴ紛争が勃発し、そのままアメリカに残ることを選ぶ。95年から英語で小説を執筆しはじめ、2000年、短篇集The Question of Brunoでデビュー。2002年の第一長篇『ノーホエア・マン』(白水社刊)は全米批評家協会賞の最終候補に選ばれ、長篇第二作The Lazarus Project(2008)は全米図書賞と全米批評家協会賞の最終候補に選ばれた
岩本正恵[イワモトマサエ]
1964年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
巨峰
miyu
M H
りつこ
紅はこべ