エクス・リブリス<br> シガレット

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エクス・リブリス
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  • サイズ B6判/ページ数 370p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560090282
  • Cコード C0097

出版社内容情報

絵画、詐欺、変死をめぐる、謎めいた事件の驚くべき真相とは?  精緻なパズルのごとき、超絶技巧の傑作長篇!

【著者紹介】
1930 年ニューヨーク生まれの米国人作家。1960年代結成の実験的文学者集団「ウリポ」(メンバーにはレーモン・クノー、ジョルジュ・ペレック、マルセル・デュシャン、イタロ・カルヴィーノ、渡辺一夫ら)に属し、短篇、長篇、詩、エッセイなどを多数発表。

内容説明

ニューヨーク近郊に暮らす上流階級13人の複雑な関係が、時代を往来しながら明かされる。絵画、詐欺、変死をめぐる謎…その背後でいったい何が起きていたのか?実験的文学者集団「ウリポ」の鬼才による、精緻なパズルのごとき構成と仕掛け!

著者等紹介

マシューズ,ハリー[マシューズ,ハリー] [Mathews,Harry]
1930年ニューヨーク生まれの米国人作家。1960年代結成の実験的文学者集団「ウリポ」に属している。短篇、長篇、詩、エッセイなどを多数発表、現在はパリとキーウェストとニューヨークを行き来して生活している

木原善彦[キハラヨシヒコ]
1967年鳥取県生まれ。京都大学大学院文学研究科英語学英米文学専攻博士課程修了。大阪大学大学院言語文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りつこ

28
それぞれの章でそれぞれの視点から語られる物語がお互いの謎や空白を埋めていく。確かにパズルのようだ。自分以外の人間はみな謎だ。翻弄されたり裏切られて、なぜ?どうして?と頭を抱える。しかし相手には相手の事情があり思考があり感情がある。その章を読むと理解できた気になるのに視点が変わるとまた理解不能になる。わかりあえないのにくっついたり離れたりを繰り返す。最後まで読んで、やっぱり人間ってよくわからねぇ!と叫びたくなる。変な小説。2013/08/28

紅はこべ

26
ミステリではないが、ミステリ好きには受けると思う。ある章で描かれた出来事の裏側が別の章で明かされたりする。2014/03/08

Ecriture

24
先に結末に近い部分が示されて、それを様々な角度から幾度も辿り直すことによって全体像が徐々に明らかになっていく。魅力的な女性エリザベスと彼女が描かれた肖像が全体を通して重要なポジションを占めるが、いろいろ含めてピンチョンの「Vの女」のよう。エリザベスは誘惑の達人で次々といろいろなペアを作っては情事を楽しみ、誰かと誰かをくっつけてペアにすることにも楽しみを見出す。これは作者マシューズが人と人のペアを組み替えて小説を書き進めていくよう『シガレット』そのものを設計していることとも関係している。2014/07/27

かもめ通信

22
この小説は訳者である木原善彦さんの著書『実験する小説たち』でも紹介されていたのだけれど、『両方になる』『10:04』に続き、これもまたハマるタイプの本だったことを考えると、小説の好みに関してはきわめて保守的だと思ってきた私の自分に対する「認識」もそろそろあらためるべきなのかもしれない。2019/09/09

長谷川透

18
カバーが示唆する通りの小説で、読み進めるにつれてパズルを組み立てるように複雑な人間模様が見えては来るが、決して分かりやすいストーリーではなく、娯楽小説とは言い難い。出来事が一本に繋がった瞬間は心地よかったが、腑に落ちないのは小説内に未だにどこにも回収されない断片が残っているからか。納得できない点を残しながらも著者がウリポの一員であることを知り漸く合点。著者によれば、この小説にはアルゴリズムが組み込まれているらしいが、悔しいが全く以て分からなかった。これに気付いた聡明な読者がいらしたら是非教えて頂きたい。2013/09/16

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