出版社内容情報
ドイツ語の疑問はこの1冊で解決
ドイツ語に触れるなかで理解できないこと、はっきりしないことに出会うと、本書の目次を眺め、索引を調べる。たとえば、本当のことかどうかの判断についてこの本では、wirklich(本当に)、zweifellos(疑いなく)、bestimmt(きっと)、wahrscheinlich(たぶん)、vielleicht(ひょっとして)などと区別され、例文とともに解説されている。基礎から応用まで、学習者の疑問はこの1冊で解消。確認のためのミニ練習付。専門の先生からも高い評価を受ける、日本で最も詳しいドイツ語の文法書。
中山 豊[ナカヤマ ユタカ]
著・文・その他
内容説明
森を見てから木を見る文法。文を重視した文法。語形変化も覚えやすい文法。段階的学習用にも検索用にも対応。日本語話者のための文法。コミュニケーション重視の文法。基礎から応用まで、詳しいのにやさしいドイツ語の文法書。索引付。
目次
文
動詞の現在人称変化
名詞の性
名詞の数
名詞・冠詞・人称代名詞の格変化
冠詞類の格変化
前置詞
疑問詞
命令形
接続詞〔ほか〕
著者等紹介
中山豊[ナカヤマユタカ]
慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
71
久しぶりにドイツ語の文法の本を確認のために手に取りました。確かに中級までとうたっているようにかなり高度な部分もあります。ドイツ語は不定形の用法や接続法の用法が非常にわかりずらい感じがします。ドイツ語での文学作品などを読んでいるときによく使われる用法です。今回はこの部分を中心に読みかえしました。2022/12/01
ががが
5
ドイツ語は暗記項目が多いと言われ、語尾変化の表がびっしり並ぶような無機質な教科書になりがちだが、この文法書はそれとは一線を画そうとする姿勢が見られる。個々の語の変化よりも文単位でドイツ語の構造を説明する方針は文意のニュアンスを汲み取る一助になった。その一方で、そうはいってもやはり表にまとめた方が理解が容易な箇所もあるよなと思わせる。初学者でも一応は読み進められるが、やや突っ込んだ文法の解説を求めている中級者でないとこの本の真価は得られない。接続法や冠詞、叙法要素あたりがためになった。2025/01/21
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