出版社内容情報
学びやすい東アフリカの共通語
ケニアやタンザニアの公用語であるスワヒリ語は、周辺国を含む東アフリカ一帯で広く使用されます。よく知られているのはjambo(ジャンボ)を使ったあいさつ表現。ローマ字で書け、発音もわりに単純なので、とても学びやすい言語です。ただし文法はアジアやヨーロッパの言語とまったく異なるため、初めて学ぶ方は戸惑うかもしれません。なにせ名詞が16グループに分かれていて、それを覚えないと文が作れないのです! でも大丈夫、この本ならゼロから一歩ずつ勉強できますよ。
竹村 景子[タケムラ ケイコ]
著・文・その他
内容説明
東アフリカ一帯で使える共通語ジャンボのあいさつから始めよう!会話から文法を一冊で学べる入門書に簡単なスピーチ・メッセージの表現、文法チェック、読んでみようをプラスして、さらにパワーアップ!
目次
スワヒリ語ってどんなことば?
文字と発音
お元気ですか?
私はザンジバル島の出身です
何か困ったことは?
私はスワヒリ語を勉強しています
明日、大学に行く?
ごめんください
昨日の夕飯は何を食べたの?
もう昼食は食べた?〔ほか〕
著者等紹介
竹村景子[タケムラケイコ]
1967年生まれ。大阪外国語大学外国語学部アラビア語学科(スワヒリ語専攻)卒業。大阪外国語大学大学院外国語学研究科(修士課程)修了。現在、大阪大学大学院言語文化研究科教授(外国語学部スワヒリ語専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shinjuro Ogino
2
文法的事項を中心に通読。三大特徴。1)名詞のクラス(16-18種類)、2)接辞(文が1語になる)、3)コンコード(名詞クラスが接辞に連動する)。動詞、名詞の格変化等は殆どなさそうだが、接辞の組合せが厄介。難しい言語ではないか。私はもう勉強する気はない。2019/01/26
なにがし
1
1日1セクションくらいで進めて1か月くらいかかりました。数字や、ありがとうごめんなさいといった挨拶は意外と後のほうにでます、文法を学ぶのに特化している感じ。スワヒリ語は名詞クラスに応じた格変化が多様で大変。I my meのmyや、このそのあの、といった場所を示す代名詞なども修飾する名詞クラスによって変化します。名詞クラス別の変化は後ろにまとめられているのですが、ほかの情報が散逸している印象があり探すのに少し苦労、自分で表をまとめました。それはそれで勉強になります2021/08/27