出版社内容情報
漱石、芥川、太宰もまねた、名オペラの原作
オペラで有名な「カルメン」ですが、実はその原作は夏目漱石ら日本の近代作家も手本としたほど。わずか10篇たらずの作品で「短篇の名手」と呼ばれたメリメの文章を、原文の抜粋で読んでいき、傑作の秘密を探ります。原文、注、訳文、「読解のポイント」が読みやすくレイアウトされています。ミカエル・フェリエ氏のすばらしい朗読で、音声でもお楽しみいただけます。
柏木 隆雄[カシワギ タカオ]
著・文・その他/編集
内容説明
オペラとなって喝采を博し、日本の近代作家たちのお手本となった短篇の名手、メリメの傑作。
目次
第1章(物語の始まり;山賊との出会い ほか)
第2章(コルドバでの水浴;河畔の美女との邂逅 ほか)
第3章(ドン・ホセの告白;カルメンとホセの最初の出会い ほか)
第4章(スペインとジプシー;ボヘミアンの性質 ほか)
著者等紹介
柏木隆雄[カシワギタカオ]
大阪大学大学院博士課程単位取得、パリ第7大学博士。大阪大学名誉教授。現在、大手前大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 脳、意識と認識