出版社内容情報
国際共通語として生まれた言語
文化や言語を橋渡しする「希望の言語」として生まれたエスペラント語は文法規則に例外なし! だから誰にも学びやすい。世界のエスペランティストと交流しませんか。
文字、発音から始まり、会話文をもとに文法を解説、練習問題を重ねて、最後は短い読み物に挑戦します。買い物など場面別の単語を収録して旅行に役立つ「単語力アップ」、グリーティングカードに使えるメッセージの表現など収録。音声はCDのほか、アプリもご利用いただけます。
安達 信明[アダチ ノブアキ]
著・文・その他
内容説明
会話+文法はじめての入門書。例外がなく、誰もが学びやすい。世界の人とつながる国際共通語。
目次
文字と発音
ごきげんいかがですか?
明日ひまですか?
コーヒーを飲みますか?
塩を取って下さい!
どんなご用でしょうか?
どういたしまして
エスペラント語はやさしいですか?
双子の男の子が生まれた
はじめまして!
エスペラント語は1887年に誕生した
私は手紙を書くのが好きです
彼女が部屋へ戻ってきた
彼女は菊の花がお好き
講演が始まります
ルドは豚肉を食べません
トンネルを抜けると~
風邪をひいているだけです
あの人はだれですか?
もしお宅のお子さんだったら~
何ごとですか?
著者等紹介
安達信明[アダチノブアキ]
1953年生まれ。日本大学大学院文学研究科博士後期課程中退。ドイツ語学、言語学専攻。日本大学文理学部ドイツ文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
39
日本語では助詞を使って「てにをは」を表現しているが、英語では文型を使って表現している。それでは人工言語のエスペラント語はどうなるかというと、主格と対格を残しつつ、文型も併用するという絶妙な方法を使っているのがおもしろい。英語やフランス語などはもともと格変化で「てにをは」を表現していたが、しだいに文型を使うように変化してきたので、格変化を「寸止めで」残すことはできなかったのだ。目的語を強調するのに強調構文を使用しなければならない点をザメンホフが不具合と考えていたかと思うと興味深く感じる。2023/03/09
knuuyy
2
ちょっとやってみるかな、という感じで手に取った。CDがついていて会話主体のレッスンで、食べ物や数、建物など単語がまとまったページもあり、気軽に勉強をはじめられる。例文にクセがあるが、ウケねらいなのかそういう慣用表現なのか判然としない。語学あるあるだが登場人物にクィアみがない。2023/10/15