出版社内容情報
なぜこんなに時制の種類が多いのか。フランス語話者はどう使い分けているのか。英語や日本語と比較しつつ、時制のしくみをつかむ。
内容説明
なぜこんなに時制の種類が多いのか。フランス語話者は時制をどう使い分けているのか。英語や日本語と比較しつつ、時制のしくみをつかんでいく。
目次
第1章 時制をめぐる謎(どうしてこんなにたくさんあるの?;半過去と複合過去(単純過去)はどう違うのか ほか)
第2章 謎解きの道しるべ(基本の6時制;時制の一致の見取り図 ほか)
第3章 さまざまな時制の謎を解く(さまざまな過去形;大過去と前過去 ほか)
第4章 半過去の謎を解く(半過去の本質;半過去と複合過去の違い ほか)
第5章 日本語や英語からみたフランス語の時制(日本語の視点、フランス語の視点;視点からみた時制 ほか)
著者等紹介
井元秀剛[イモトヒデタケ]
東京大学大学院人文科学研究科単位取得満期退学。パリ第8大学言語学科修了。言語学博士。現在、大阪大学大学院言語文化研究科教授。専門は認知言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サアベドラ
21
白水社の中級フランス語第2シリーズの一冊目で、テーマは時制。フランス語、というよりラテン語とその娘たちは時制がやたら多いことで知られており、その使い分けが初学者の頭痛の種となる(ざっとあげると、現在、複合過去、半過去、単純過去、大過去、前過去、単純未来、複合未来、前未来、過去未来(条件法現在)、過去未来完了(条件法過去))。本書ではメンタルスペースという概念を用いてこれらの違いや用法をキレイに整理しており、中級者も頭の中のモヤモヤがスッキリすること請け合い。日本語や英語との違いも参考になる。2018/01/17
みくじら
0
時制苦手なので読んだ。 半過去の用法めっちゃあるけど、自分のベースになる視点からどこを見ているかで考えればわかってくるようになるの面白い。2021/11/14
にょろにょろ
0
個人的にはあまり有益ではなかった 残念2018/03/04